気分はポレポレ よろず情報ブログ

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを随時更新中です!

《商品比較》職場用にELECOMのトラックボールマウス「M-XT1URBK」を買ってみた

 パソコン創世記にはマウスを使うという概念が無く、一生懸命コマンドを打ち込んで動作をさせていた。プログラマーではなかったのだが仕事でパソコンを使う必要があり、必死になってコマンドを勉強したものだ。それがWindowsOSの登場によってマウス操作が入るようになり、Macではさらに階層という概念がなくなっていて驚いた。今から数十年前の話だ。

 今では入力用デバイスとして様々な種類のマウスが登場してきているが、光学系のマウスが登場してマウスパッドが不要となり、無線やBluetooth接続のマウスが登場してデスク周りがすっきりとしてきた。

 今までいろいろなマウスを使ってきたが、最近使い始めたトラックボールマウスがことのほか使いやすいと感じたこともあって、職場用にも一台トラックボールマウスを購入した。同じものでも良かったのだが、どうせなら使用感の比較を行いたくなってあえて違う機種を使ってみた。

ELECOMのトラックボールマウス

f:id:polepole103:20160220143634j:plain

 今回購入したのが、ELECOMの「有線 5ボタM-XT1URBK」というトラックボールマウス。Amazonなどでレビューを見てみると、先日自宅用に購入した「LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t」に続いて人気のある機種だったため、使い勝手を比較してみたいと思っての購入だ。

 本当ならこちらも無線タイプをチョイスしたかったのだが、職場のPCはセキュリティー強化のためUSB差込口が無効化されているため、あえて有線版を購入してみた。価格的にはAmazonで3800円と50%オフだったのもありがたい。

f:id:polepole103:20160220143902j:plain

 大きさはM570tよりもひと回り小さくて、M570tが「手のひらを置く」という感覚に対して、M-XT1SUは「握る」という感覚がする。握った感触はなかなか良好で、手のひらでしっかりとホールドできている感じだ。

 通常のマウスから乗り換えた場合には、案外しっくりとくる感触かもしれない。

f:id:polepole103:20160220143928j:plain

 後ろ姿を比較してみると、M-XT1URの方が手の角度が平らになるような形状だが、それほど違和感があるわけではないし、どちらのトラックボールマウスも安定感があって使いやすい。

 レビューの中には「M-XT1URはトラックボールの精度が低い」「トラックボールが使いにくい」というものがいくつかあったが、私が購入したものに限ってはそういったことはなくスムーズに使うことができた。これはどの商品にも言えることなのだが、商品によって個体差があるのかもしれない。

 トラックボールは慣れるまで少し時間がかかるが、使い慣れてくると腕や肩の負担が格段に減るので長時間マウスを使う仕事の場合には重宝する。トラックボールマウスは発売されている種類が少ないので選択肢は限られてしまうが、肩こりなどで悩んでいる方には一考の価値がある商品ではないだろうか。

「減速ボタン」が意外と便利だ

f:id:polepole103:20160221205100j:plain
http://www2.elecom.co.jp/products/M-XT2URBK.html

 M-XT1URには「減速ボタン」が設置されていて、親指でトラックボールを回しながら薬指部分のボタンを押すと、押している間だけカーソルのスピードが落ちるという機能だ。

 この機能についてはレビューの中で「使いにくい」「意味がない」というものもあったが、個人的には非常に重宝する機能だと感じている。エクセルでセルの関数を修正する場合や、メーラーの連絡先などを選ぶ時などには、減速させることでピタッと狙った場所にカーソルを移動させることができる。

 この機能も使いなれるかどうかということがポイントになるが、使いなれると非常に有効な機能だと思う。

入力デバイス選びは楽しい

 キーボードやマウスというような入力デバイスというのは、自分に合ったものを探すのが楽しい。入力デバイスは個々人の感覚や好みが分かれやすい商品だと思うので、一概にこれが一番良いとは言いにくいが、自分の好みにあった商品を使うようになると、入力のストレスが軽減されて効率的に作業が進むことになる。

 据え置き型のPCで作業することが多いのか、それともモバイルワークをすることが多いかによっても選択する入力デバイスが変わるので、機能や大きさなどを考えながら選ぶことが大切だろう。さらに、実物を一度は触ってみてから購入を検討するというのも大切なことだ。

 当たり外れはあるものの、入力デバイス選びは楽しいなと思う。