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ぼんやりすることがストレス解消や効率アップにつながるらしい

 普段バタバタ忙しくしている人でも、時々ぼんやりしてしまうことがあると思う。私もふとした時にぼんやりすることがあるが、そうすることでストレス解消や効率アップになるという話を聞いた。

■驚異の”ぼんやり”パワー

 NHKの番組で放映していたのが「すごいぞ!驚異の”ぼんやり”パワー」というタイトル。ウィークデーの朝8時15分から放映している「NHK あさイチ」という番組で放映されていた。

 番組によると、ぼんやりすることによって意識のリセットや記憶の整理などが行われ、ストレスの解消や効率アップにつながるということでした。

 番組では京都の茶室で”ぼんやり”を取り入れてストレス解消を図っている教室や、”ぼんやりタイム”の導入で記憶力アップを図っている広島の高校などの事例などが紹介されました。また、家庭で手軽にできるぼんやりの方法として、小さくちぎった綿を耳に入れて5分間過ごすという方法なども紹介されていました。

家庭で手軽にできる “ぼんやり”術
心療内科医の熊野宏昭さんがおすすめするのは、耳ウオーミング法というリラックス法です。この方法は、ほんの少しの綿をちぎって両耳に軽く入れて5分程度過ごすという、とても手軽なもの。 耳の穴の入り口付近は、心と身体を休める働きのある副交感神経とつながっています。綿を入れると、耳の中が適度に温まることで副交感神経が刺激されます。すると、副交感神経の働きが全身に及び、“ぼんやり”しやすくなるとともに、心と体をリラックスさせることができると考えられています。毎日継続すると、より効果的です。
注意点:ごく少量の綿を、耳の穴を軽く覆う程度で行ってください。

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2015/04/15/01.html

 実際にやってみたら良い感じで、フワッと気分が落ち着くような気がした。ぼんやりすることは非効率的なことだと思っていたが、脳にとってはとても大切なことなんだなと気づいた。

■意識的にぼんやりしてみる

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 誰しもリラックスしているときにはぼんやりとすることが多い。お風呂の中であったり布団の中であったり、タバコを吸う人は喫煙中にぼんやりするというのもあるだろう。

 リラックスするからぼんやりできるのだが、笑うと楽しい気分になるのと同じで、意識的にぼんやりすることができればリラックスにつながるのだろうと思う。そのためには前出の「綿を少量耳に入れてみる」ということも効果的だろうし、部屋を暗くしてお香をたいたりするのも良いだろうと思う。

 大切なのは「意識的にぼんやりする」ということで、それを習慣化することでストレス解消や効率アップが日頃から自然と行えるようになる。ストレスの多い現代だけに、こういったことを能動的に行うことは自己防衛としても良いだろう。

■他人のぼんやりにも理解を示そう

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 私は昔から「突然スイッチが切れたようになる」ということが時々ある。タバコを吸うので喫煙の時に一番そうなる率が高いのだが、傍から見ると視点が定まらず顔の表情も消えてしまうんだそうだ。自分ではほんの一瞬ぼんやりしていたぐらいの感覚だが、家族からは「何回声をかけても気づかれなかった」と言われたこともある。

 どちらかというと常に忙しくしていないと気が済まない性格だし、好奇心旺盛で何にでもピピッとアンテナが立ってぐいぐい深く入っていくことが多いと思う。それは若い頃からそうだった。

 だからこそ、身体(脳)が「時々スイッチを切らないともたないな」と思うのだろうか。忙しい時ほど自然にスイッチが切れる回数が多くなるような気もする。逆にそういう感じになるからこそ、常に忙しく立ち回れるし常に好奇心のおもむくままに飛び回れるのかもしれない。

 この番組は家族そろって録画を見たが、これを見て家族も私のぼんやりを「必要なこと」だと認識したようだ。私もぼんやりしている仲間を見たら、それが必要なことなんだなと理解を示すようにしたいと思った。