コロナ禍になって一般的になったものの一つが、お店のレジに設置されている透明の飛沫パーテーション。コンビ時で初めてみた時には息苦しい雰囲気になったと思ったものだが、今では慣れてきて全く気にならなくなった。それでも不便なのがお互いの声が届きにくいこと。お会計金額が聞き取りにくかったり「レジ袋はいりません」という声が届かなかったりと、お互いに「えっ?」と聞き直すことが多くなった。ほんのちょっとしたことだが案外ストレスだ。それを解決してくれる道具がキングジムから発売される。
材質を選ばず設置が楽な「トークスルー」
キングジムは、飛沫防止パーティション越しでもスムーズに会話ができる対話型拡声器「トークスルー」を発売する。発売開始予定日は2021年10月5日(火)で、販売予定価格は20,000円(税別)となっている。(Amazonでは税込20,000円で予約受付中)
新型コロナの感染対策として、各種窓口やレジなどで飛沫防止用の透明パーティションが設置されるようになったが、マスクをしているということもあってパーティション越しではお互いの声が届きにくい。今回発売される「トークスルー」は、そういったストレスを解消してくれる対話型拡声器で、設置が簡単でビニールパーテーションでも使用できるというのが特徴だ。
「トークスルー」置くだけなので、既に設置されているパーティションにすぐに使うことができる。ただし、電源はACアダプターから取るので近くに電源が必要だ。
マイクを支柱に取り付けて使うだけではなく、金属支柱を外してマイクとスピーカーを机においたり壁掛けにしたりする方法も可能だ。また、付属のメッセージパネルは裏表で上下反転したデザインなので、設置方法に応じて見やすい方を選択できる。
端末は2個でセットになっているが、端末同士を接続するケーブルは3mまで対応しているので、ドライブスルーなど多少離れていても使用することができる。
コロナ禍によって、飲食店や小売店ではパーテーションや消毒薬など新たに揃えるものが多くなり金銭的にも大変だなと思うが、利用する側としてはこういった設備を設置していただけると非常にありがたいなと感じる。