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絵文字でメモをとることで格段に分かりやすくなる

 スマートフォンやタブレットなどモバイルでバイスが普及してきて、スケジュール管理をクラウド上で行ったり、ホワイトボードのメモを写真で取り込んだりすることができるようになった。

 私も仕事にはクラウドも含めて重宝させてもらっているが、それでも好きなのが紙媒体のノートや手帳。紙にペンで文字を書くこと自体が好きなので、打ち合わせの時や何かを考える時にはアナログな方法を使っている。

 ■メモを絵文字にしてみる 

ノート・手帳・メモが変わる「絵文字」の技術

 ノートや手帳にメモをする時に困るのが、いろいろな話が複合して出てきたとき。文字の羅列や箇条書きだけでは、後から見直した時に分かりにくくなる場合がある。何と何が関連していて、結果としてどうなったのかなど文字の羅列だけでは分かりにくい時がある。

 そんな時には「ノート・手帳・メモが変わる「絵文字」の技術」という一冊を参考にして、できるだけ絵文字を使うようにしている。この一冊はメモやノートを使う時に「絵文字」を使って書こうという本で、絵文字自体の書き方だけではなくメモの効率的なとり方も書かれている。

  内容は「絵文字を使うことによって分かりやすくなる」ということを主体にしていて、それに派生してビジネスの場面ではどのように使えば良いのかという構成になっている。

 中には「プレゼンでも使える」というようなことも書いてあるが、あくまでも「使える」ということであって「使った方が良い」ということではないなと感じた。以前から「図で物事を考える」ということを心がけているが、本書ではそういったことにも少し触れられていて興味を惹かれる。

 ただし、この本には「図で物事を考える」ということはさらっとしか書いてないので、

興味がある方は「図で考えるとすべてまとまる」という本など、図解を専門としたビジネス書で詳しく学ぶと良いかもしれない。

■文字列よりも図の方が印象に残る

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 先日、新しく作った商品パッケージの説明書きを作っていたが、写真と活字で綴られた説明書がなんとなくパッとしなくて悩んでいた。複数の文具類をひとつのパッケージとしてセットしたのだが、ひとつひとつの商品の特徴を記載した説明書がいまひとつ堅苦しい。

 こんな時には専門家に頼るのが一番だと思い、新潟で商品コーディネーター兼デザイナーとして活動しているKさんに相談してみた。しばらくしてKさんから届いた説明書は、手書きの絵と手書きの説明書きで綴られた一枚だった。

 これが実に良い。温かみがあって分かりやすくて、文字は少ないのにひとつひとつの商品の特徴が良くわかる。絵文字と手書き文字が絶妙にバランスをとっている一枚だった。雑貨類の説明書きなどによく見られる手法かもしれないが、これもまた見た人の印象に残る絵文字の効果が存分に活かされているなと感じた。

■絵文字を使うには練習と習慣化が必要

 絵文字を使うと一言でいっても、なかなかすぐに書けるものではない。案外子どもたちの方が上手かもしれないし、若い世代なら簡単に書けるかもしれない。しかし、50才を過ぎたようなおじさんにはなかなか高い障壁がある。

 それでも使って便利なのが絵文字。私も40代からちょこちょこっと絵文字や簡単な似顔絵を描いてメモに使っているが、要は練習と習慣化が必要なんだと思う。

 前出のビジネス書などで絵文字のパターンを覚えたら、まずは自分の手帳の端っこにちょこっと書いてみる。会議のメモをとったら印象的な事柄を絵文字にしてみる。やってみたら「案外描けるじゃないか」と思うかもしれない。そう思えたら習慣化は近い。

 人間誰しも年齢を重ねると脳の記憶をつかさどる部分が衰えて来るので、その分を創造的な部分をつかさどる右脳にシフトするという意味でも、絵文字を覚えるのは効果的なのかもしれない。

 分かりやすい絵文字メモは、もしかしたらボケ防止にもなるのではないかと密かにそう思っている。まずは実践あるのみだ。