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七夕電車にビール電車、島根の一畑電車が面白い

 島根の市電「一畑電車」が夏のイベントとして様々なアイデアを出している。ローカル線が好きで一畑電車も乗りに行ったことがあるが、もう一度行ってみたいと思わせてくれるようなイベントばかりだ。

■映画の舞台にもなったローカル線f:id:polepole103:20120813125904j:plain

 一畑電車は島根県の出雲市と松江しんじ湖温泉を結ぶ、ノンビリとしたローカル線。映画「RAILWEYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台にもなった出雲大社前駅は、 時間帯によっては1時間に1本の電車しか発車しないという静かな始発駅。

 一昨年の夏にむすこと二人で島根への男旅を楽しんだが、出雲大社前から出発した電車は田園風景の中をノンビリと走り、それ以来私とむすこはすっかり島根のファンになってしまった。

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■この季節ならではの企画

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 一畑電車では「七夕電車」などの季節感あふれる特別列車を運行しているが、暑くなってきて「ビール電車『酔電』」も運行を開始した。お座敷列車で宴会というアイデアは他のローカル線でも見かけるが、動くビアガーデンのような雰囲気の列車は珍しい。

 電車のネーミングも「酔電」と気が利いているし、キッパリとしていて分かりやすい。シンプルで覚えやすいネーミングではないだろうか。

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http://www.ichibata.co.jp/railway/topics/2014/06/post-207.html

 社内はお座敷列車などに見られる畳敷きなどではなく、ベンチシートとちょっとしたテーブルの組み合わせでスッキリとしている。外の景色を見るために窓際にソファー席が設けてあるが、貸し切りにした時には皆でワイワイとやるには少し使いにくいかもしれない。

 それでも、外の景色を見ながらの宴会は非日常的で楽しそうだなと思った。

■運行日

【松江定期便】平成26年7月4日(金)~9月12日(金)までの毎週金曜日

 ※ただし8月15日(金)は除く

【出雲定期便】平成26年7月26日(土)・8月23日(土)

 ※金曜日以外の運行も20名以上で貸切運行(時間・区間は要相談)

■運行区間

【松江定期便】松江しんじ湖温泉駅~雲州平田駅~松江しんじ湖温泉駅

【出雲定期便】 電鉄出雲市駅~津ノ森駅~電鉄出雲市駅

■料金

大人(男性) 4000円(女性)3800円 中高生2500円 小学生2000円

■内容

ビール・酎ハイ・ソフトドリンク飲み放題・料理付き(持込も可)

※参加者には、1日フリー乗車券付き

  「飲み放題・料理付き」で電車賃を含めてこの値段なら、それほど高くはないのかなと感じた。「料理持ち込み可」というのも世知辛くなくて良い。

 一畑電車ではレンタサイクルを社内に持ち込むプランなどもあるので、出雲観光の折りにはぜひ一度乗ってみて欲しいローカル線だ。