夏休みが近づくと開催案内を目にするのが「恐竜展」。むすこが小学生の頃は毎年見学に行っていたし、雑誌B-Pal主催の「恐竜展に宿泊する」というイベントにも参加したことがある。
むすこが大きくなってきてからは徐々に出かける機会が減った恐竜展だが、古代のことを調べるのも好きな私としては、毎年行われる恐竜展は気になるイベントのひとつだ。
■「新説」が展示される恐竜展
7月16日(水)から横浜で開催されるのが、恐竜の化石などが展示される「ヨコハマ恐竜展2014~新説・恐竜の成長」。神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で8月28日までの期間開催される。
今回の目玉は、恐竜に関するいくつかの新説を紹介していること。「“トロサウルス”はトリケラトプスの大きな個体だった」という説や、「“トサカ”が発達するヒパクロサウルス。成長に伴い発達するトサカは、見た目の他に音を出す機能がある」といった、恐竜が好きな人にとってはワクワクするような内容では無いだろうか。
今回の新説は、映画「ジュラシックパーク」の監修者であり、登場人物のモデルにもなっているという恐竜学者のジャック・ホーナー博士が発表した説が元になっている。それだけに迫力のある驚きの展示が見られるのではないだろうか。
恐竜展では「恐竜ロボットファクトリー」も開催される予定となっていて、大人も子どもも楽しめそうだ。「夏休みは恐竜展」という方も多いと思うが、今年の恐竜展は今までとまた少し違った楽しみ方ができそうだ。
■ヨコハマ恐竜展2014
会期 2014年7月16日〜8月28日
場所 パシフィコ横浜展示ホールA
入場料 大人:前売券1,400円 当日券1,800円
子供:前売券 700円 当日券 900円
(中学生以下、3才以下無料)
■子ども達はどうして恐竜が好きなんだろう
「恐竜が好き」という子どもは多い。男の子の方が多いような気がするが、女の子だって恐竜好きな子は恐竜好きだ。大きくなるにつれて徐々に恐竜から離れていくが、これだけ恐竜展が毎年大賑わいだということを考えると恐竜好きな子というのは多いんだろうなと思う。
どうして子どもは恐竜が好きなんだろう。大きくて動くものは理屈抜きで「すごいな~、かっこいいな~」と思うのだろうか。幼い頃は機関車トーマスが好きだったり電車を見ると動かなくなる子どもも多いので、案外「大きくて動くもの」というのが幼子の心を掴むのかもしれない。
大人になってもその感覚というのは残っていて、大型客船やジャンボジェットなどを間近で見ると、理屈抜きでかっこいいなと思ってしまう。以前静岡まで見にいったSLも同様で、蒸気を吐きながら力強く走る姿には感動すら覚えた。
人は大きくて力強いものに惹かれやすいのかもしれない。