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ちょっとワクワクするようなネーミング「三鷹駅前まるごと絵本市」

 むすこが幼い頃は良く絵本を読んでいた。というよりも、ほぼ毎日絵本の読み聞かせをしていたので、国内外を問わずいろいろな絵本を買っては親子で読んでいた。読み聞かせは小学校中学年まで続けていたのだが、小学生になると読み聞かせというよりは読書会のようになっていて、「シャーロックホームズの冒険」などを読んでいたことを思い出す。

 私のように子どもが大きくなるにつれて絵本から離れてしまう人が多いと思うが、昔良く絵本を読んでいた人にはちょっとワクワクするようなネーイングのイベントがある。

賑やかな駅前がまるごと絵本市になる

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 東京のJR中央線三鷹駅の南口で、今日10月10日から25日までの2週間「三鷹駅前まるごと絵本市」が開かれる。今年で3回目となるこのイベントは、「みたか・子どもと絵本プロジェクト連絡会」が主催している。

 この連絡会は「みたか・子どもと絵本プロジェクト」で開催されているボランティア養成講座の修了生などで構成されており、これまでも絵本を楽しむ読書会やスキルアップのための勉強会、保育つき講演会企画などを行ってきている。

 このイベントは「商店が一緒に絵本の物語を楽しむ」ということを目的として、駅前商店街と連携した絵本にまつわる様々なイベントやワークショップの開催を予定している。どこかにメイン会場があってイベントが行われるわけではなく、配布されるマップを元に駅前商店街を巡りながらイベントを楽しむという趣向が面白い。

◇イベント案内(2015) - 三鷹駅前まるごと絵本市

 「三鷹駅前まるごと絵本市」で行われるイベントは上記のブログで随時掲載されているので、出かける前に内容を確認してみるのも良いだろう。秋晴れの一日を「行ってみなければ分からないというイベント探し」のために出かけるというのもまた楽しそうだ。

大好きなあの文具店も参加する

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 三鷹駅南口といえば、レトロな雰囲気の漂う文房具を取り揃えた「山田文具店」がある。それほど広いとは言えない店内には、懐かしいものから珍しいもの、新作までがバランスよく置いてある。いつ行っても飽きない文具店だ。

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 駅から少し離れているこの文具店でも、まるごと絵本市の期間中に「おはなしハンカチ」を展示販売する。

 セルロイドの眼鏡ケースや子どもの頃に使っていたお道具箱などがあるかと思えば、最新のボールペンや他では見かけない外国の製品があるなど、店主のこだわりが垣間見える品揃えが見ていて楽しいお店だ。それだけに、どんな商品を展示販売するのかとても興味深い。期間中にぜひ一度立ち寄ってみたいと思う。

yamadastationery.jp

絵本の世界のようなイベントを思い出す

 三鷹駅南口の今回の絵本イベントを知って、図書館で行われる「ぬいぐるみのお泊まり会」を思い出した。子ども達が自分のぬいぐるみを図書館に預けて、ぬいぐるみだけを図書館に一泊させるというイベントだ。

 子ども達が帰ってから図書館の方々がぬいぐるみをいろいろな場所に置き、まるでぬいぐるみが生きているかのように楽しんでいる様子を写真に撮り、それを子ども達にプレゼントするというとても素敵な取り組みだ。

 ぬいるぐみが夜になると自分で動き出し、図書館を舞台に楽しく遊ぶというのはまるで絵本の世界の出来事みたいでとても夢のあるイベントだなと思う。

 絵本の世界というのは「夢」があり、文章と絵とで想像力をかきたててくれるのが他の書籍にはない特徴だろう。絵本というと子ども達のためにあると思ってしまいがちだが、実は「昔子どもだった大人」にとっても欠かせない書籍なのだろう。

 むすこが幼かった頃に買った絵本を、もう一度ゆっくりと読んでみたいと思う。