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和紙の新たな魅力を発信する「紙和(SIWA)」の小物入れ

 和紙の手触りは抜群だ。植物の繊維から作られる和紙は、温もりと安心感をもたらしてくれるが、天然素材というのは人の感性と直結するのかもしれない。丈夫で加工しやすい和紙は様々な商品が作られているが、水に弱いというイメージがある。しかし、そう行った特徴を技術で乗り越えた素敵な商品が作られている。

和紙で作られた小物入れ

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 先日、知人からいただいたのが、和紙でできた「『SIWA・紙和』和紙の小物ケース」という小物入れだ。私が文房具好きなのをご存知で、他の文房具と一緒にこの小物入れもプレゼントしていただいた。ありがたいことだし、幸せなことだなと思う。

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 材料はソフトナオロンという特殊な紙で、木材パルプとポリオレフィン繊維を和紙漉きの製法で作られている。紙なのに柔らかくてしなやかなで、破れにくく耐水性にも優れているという素材だ。

 開き口にはバネ状の金具が入っており、両側から押すことで口が開くようになっている。和紙は柔らかいので、メガネを入れても傷がつかない。軽くて丈夫な和紙の小物入れは、末長く使える素敵な商品だなと思う。

和紙の製作所がつくる和紙製品

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 「SIWA/紙和シリーズ」を製作しているのは、山梨県市川大門にある株式会社大直という会社。この会社では和紙や和紙雑貨などを製造・企画・販売しているが、市川大門周辺は千年の歴史をもつ和紙づくりの里だ。

 田畑の広がるのどかな田園風景が続いている他に、笛吹川沿いには有名菓子メーカーの工場があったり温泉が湧いていたりする場所でもある。財布やスリッパ、バッグや帽子などありとあらゆるものを自社製の和紙で製作しており、どれもデザイン的に素敵なものばかりだ。

 伝統の技がこういった形で現代にマッチした商品として登場するのは、文房具好きで紙好きとしては嬉しい限りだ。

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 以前、出張先で「SIWA・紙和ブックカバー」というブックカバーを購入したことがある。今回いただいた小物入れとお揃いなのが嬉しい。

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 手にとると手にもしっかりと馴染んで、柔らかい使い心地が良いブックカバーだ。ブックカバーも小物入れも毎日使うものなので、手触りの良い和紙商品は使っていて心が和む。この商品もまたお気に入りの道具の一つだ。