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和紙の手触りで心が和む「とみさと和紙の里」商品

 仕事でも旅行でも良く行くのが山梨県。首都圏からのアクセスが良いことから、最近では「移住したい地域」として注目を浴びている県でもある。我が家も、春にはイチゴ狩りに、夏には登山や避暑に、秋には紅葉狩りに、冬には温泉にと、四季を通じてお世話になっている場所だ。

 先日は和紙関係の施設に立ち寄る用事があったが、併設されているショップに置かれた和紙製の文具類が、とても暖かみがあって和まされた。

伝統文化を育む施設

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 立ち寄ったのは以前もご紹介したことのある「身延町なかとみ和紙の里」という施設で、山梨県身延町が運営している施設だ。昔から習字紙などを漉いている地域で、西嶋和紙の産地としても有名だ。

 ここでは紙漉き体験が出来るだけではなく、和紙の工芸館を見学できたり食事をとったりすることもできる。また、団体で事前に予約しておけば、近隣の和紙工房を見学することも可能だ。地域をあげて伝統文化を守っているともいえる。

 施設に併設されているショップでは全国の和紙が販売されていて、和紙好きな人にはたまらないだろう。さらに、和紙製品も様々なものが並んでいるので、見て歩くだけでも楽しい。

 和紙の手触りにはどこか懐かしい感触と心和む効果があるが、この空間に浸っているだけでも気分が落ち着くような気がする。

■なかとみ和紙の里

住所:山梨県南巨摩郡身延町西嶋345

電話:0556-20-4556
営業時間:9:00-1700(紙漉き体験の受付は16:00まで)
     ※食事処は3月〜11月が10:30-16:30、12月〜2月が11:00-15:30
休館日:毎週火曜日及び12月28日〜1月1日

ちょっとコジャレた和紙製品

  今回買い求めたのは、和紙の詰め合わせと小物の文房具数個。和紙の詰め合わせにはいろいろな種類の和紙が入っているので、袋を作ったりブックカバーを作ったりするのに良い。

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 買った小物類は「お弁当メモ」「巾着袋めも」「ちぎれる和綴じメモ」の三種類。どれもデザインがコジャレていて、自分で使うのも良いし、誰かにプレゼントするのにも良い商品だ。

 旅行で出かけるとお土産に迷うことがあるが、お菓子だけではなくこういったちょっとしたものを買って帰るのも旅の思い出になって良いかもしれない。

思いがけずローカル線の旅

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 この日は仕事でこの地域を訪れたのだが、雪の予報が出ていたので車ではなく電車で出かけることにした。雪道の運転には自信がないし、もともと車の運転には自信がない。

 思ったよりも早く用事がすんだので、何も考えずに駅まで行ったらJR身延線は本数が少ないことを失念していた。次の電車までまさかの40分待ち。周囲に喫茶店などはなく、冷たい雨が降っている駅は無人駅。待合室も暖房設備がないので、足下から冷気が上がってくる。

 参ったな~と思いながらも自動販売機で熱い缶コーヒーを買い、両手を暖めながら静かな駅で静かに電車を待った。待合室の窓からぼんやりと雨の様子を見ていたが、たまには何も考えないこんな時間があっても良いなと思い直した。

 いつも慌ただしく動いているので、ちょっとしたローカル線の旅もたまには良い。いや、もしかしたらこういう旅が癖になってしまうかもしれない。