タバコをやめたのが2016年10月中旬のこと。気がつけば丸8年が経ちました。早いものだなと思います。
タバコをやめるきっかけとなったのが、人間ドックで「肺気腫の兆候がある」と言われたこと。また、その結果を健診後の面談で伝えてくれた保健師さんから禁煙を強く勧められたことや、今後家族に体調不調が原因で迷惑をかけるのではないかと考えてことなどから禁煙することを決心をしました、それまではセブンスターを一日一箱程度吸っていて、禁煙にチャレンジしたことも幾度かありましたがことごとく失敗。保健師さんからの勧めもあって禁煙外来に通うことにしました。
禁煙外来では飲み薬を使って禁煙を補助するのですが、簡単な問診が行われた後に禁煙を成功させるための注意事項などを聞き、毎日記入する禁煙手帳なるものをいただきました。禁煙自体はスムーズに行うことができて現在に至っていますが、いまだに年に1〜2回はタバコを吸う夢を見ますのでタバコの中毒性というのは強いんだなと思います。
厚生労働省から出されている最新の「国民健康・栄養調査」によると、成人男性の喫煙率は24.8％、女性は6.2％なのだとか。男性も女性も2003年と比較すると喫煙率が約半分に減っているようですので、受動喫煙に関する啓発活動や喫煙場所の制限なども相まって、社会全体での健康志向が高まっているからなのかもしれません。一方でタバコを吸うこと自体は個人の責任の範疇ですので、「喫煙＝悪いこと」とは一概に言えないのではないかと思います。大切なのは受動喫煙とならないよう、決められた場所で他人の迷惑にならないように吸うこと。そういったことも含めて、健康的な社会になっていくと良いなと思います。
禁煙外来で医師に言われたのが「禁煙は丸10年経ってようやく成功したと言えます」という言葉。あと2年したらちょっとしたお祝いでもしようかなと考えています。「禁煙したいけれどもなかなか成功しないな」とお悩みの方がいらっしゃれば、一度禁煙外来で相談してみてはいかがでしょうか?喫煙年数によっては保険適用になりますので、タバコ代金よりも安い費用で禁煙にチャレンジすることができますので、ぜひ相談してみてください。
