働いていると、というよりは、生きていると「今日は散々な日だったなー」という日がありますよね。朝の通勤電車が激込みでクタクタになり、降りた会社の最寄駅で買ったコーヒーを落としてしまい、作った資料はなぜかパソコン無いで消滅してしまい、理不尽なクレームメールが繰り返し送られてくる。昔はこういう日を「天中殺」と呼んだりしていましたが、どうしようもなく疲れる日が年に何回かあります。そんな時には何かしらの方法でカチッと切り替えることが大切です。
家に帰ったらゆったり過ごす
散々な日はストレスまみれの日。小さなストレスから大きなストレスまで一気に押し寄せてきたわけですから、まずはそれらを取り除く必要があります。
一般的にストレスが続くと、交感神経が高まったままになってしまいます。外でたまったストレスは家に帰ってもそのまま続いていますので、まずは高まった交感神経を抑えて、副交感神経を高めることが大切です。そのための簡単な方法が「湯船につかる」ということ。シャワーで汗を流すだけではなく、ぬるめのお湯につかることで副交感神経が優位になってきます。
そうやってぬるめのお湯からあがったら、好きなご飯やおやつをゆっくりと食べる。その時にはスマホを見るのではなく、可能であればゆったりとした音楽でも聴きながらだとさらに良いと思います。
好きなことに集中する
ストレスがたまると、その要因となった出来事をついつい思い出してしまい、さらにストレスがたまるという悪循環におちいりがちです。そんな時には、自分の好きなことに集中して、嫌なことを頭から遠ざけることも必要です。
人は同時にたくさんのことを考えられませんし、楽しい記憶は嫌な記憶を上塗りしてくれるもの。時間があればスポーツ観戦に行って思い切り応援するのも良いですし、好きな作者の本を一気読みしたりするのも良いでしょう。ただし、テレビゲームやスマホゲームは、脳を興奮させる効果がありますので、そのおかげでなかなか寝付けないということにもなりかねませんので、夜はほどほどにした方が良いでしょう。
そう考えると「推し活」はストレス解消に最適ですよね。私の周囲にも「推しているアイドルのコンサートに行くと悩みが吹き飛びます」という方が多数いらっしゃいます。
これらは私の拙い経験からのストレス解消法ですので、食べるのが好きな人は美味しいものを食べに行き、美術好きな方は名画を鑑賞するなど、自分だけの「ストレス解消法」を見つけることが大切だなと思います。