師走に入って一気に寒くなり、気がつけばクリスマスイルミネーションが輝きだした週末金曜日。そろそろクリスマスプレゼントも考えなくてはいけない時期になってきましたが、今日は「ビタミンの日」でもあるのだそうです。
1910年(明治43年)の今日、農芸化学者の鈴木梅太郎博士が、米糠から抽出した脚気(かっけ)を予防する成分に「オリザニン」と命名したことを発表しました。後にオリザニンは、1年後に発見されたビタミンB1と同じ物質であることが判明して、「ビタミン」と呼ばれるようになったのだそうです。脚気は今では馴染みの薄い病気ですが、ビタミン欠乏症の一つでビタミンB1の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患です。
他にもビタミン不足で健康を害することが多々ありますが、ビタミンは体の中でほとんど合成できないようですので、きちんと考えて食事をとる必要がありますよね。身近なところでは口内炎や肌荒れなどもビタミン不足から出来てしまいますので、そういったちょっとした変化をきちんと把握して対応するのが大切だなと思います。
今日は週末金曜日。我が家にこたつはありませんが、暖かくしながら美味しいミカンでも食べようかなと思います。ミカンが美味しい季節になってきましたしね。