今年のゴールデンウィークも終わり、春から初夏に向かっていく時期になった。暖かくなったなと思っていたら、急に暑さが増してきて湿度も高くなってきた。まだ体が暑さに慣れないうちに、真夏日になったり湿度が上がってきたりすると熱中症の危険性も増してくる。水分補給をこまめに行いながら気をつけて過ごしたいが、室内での熱中症の危険をLEDの色で教えてくれる商品が登場している。
色で危険性を教えてくれるアラーム
文具メーカーのPLUSが発売しているのが、ピラミッド型の「温湿度LEDアラーム」というLEDの色で室内の熱中症危険度を知らせる商品だ。コロナ禍の際に室内のCO2濃度を教えてくれる商品が登場したが、それと同じく人の感覚ではなくきちんとした根拠に基づいて知らせてくれるというのが素晴らしい。
この商品は、温度や湿度を数値で表示するとともに、「暑さ指数」のレベルを4色のLEDで表示してくれる温湿度計だ。気温や湿度が上がり「暑さ指数」の設定数値を超えると、LEDが青（注意）から黄（警戒）、橙（厳重警戒）、赤（危険）に変化するという仕組み。ピラミッド型の形状は360度どの角度からでも見やすく、色の変化がわかりやすい。また、橙や赤になると警告ブザーを鳴らすように設定することもできるので、アラームから離れて作業をしていても気づきやすくなっている。
LEDの明るさは手動で3段階の調節が可能。また、照度センサーをオンにすることで、就寝時など周囲が暗くなるとLEDを自動消灯することもできる。これから熱中症が起きやすくなる時期なので、自宅でもオフィスでも児童保育施設などでも活躍しそうなアイテムだ。
