「働き方改革」という言葉が世の中に広がってきて、週末金曜日に早帰りを推奨している企業も多い。働き方改革の肝は「早く帰ること」ではなく、「いかに効率良く仕事を片付けるか」ということだろう。文房具メーカー各社からも効率良く仕事を進めるための商品が発売されているが、資料を整理するための便利なバッグが気になっている。
コクヨの「KaTaSuシリーズ」
コクヨが事務処理効率化のために展開しているのが、「KaTaSu」といシリーズだ。片付けるという意味の「かたす」から取ったネーミングのシリーズは、書類の整理や持ち運びを便利にする商品だ。
シリーズにはクリアホルダーやファイリングボックスなどがあるが、そのなかでも私が気になったのが「コクヨ ドキュメントバッグ KaTaSu スタンドタイプ」だ。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/katasu/documentbag/
普段は書類を持ち運ぶドキュメントバッグとして利用し、デスクではそのまま書類立てとして使うことができる。これならいちいち必要な書類を出し入れする必要がなく便利だろう。
また、立てたときの形状は同じくコクヨのヒット商品「ネオクリッツ」と似ていて、スルッと上部を折り畳んで自立させるところも同様だ。こうすることで、書類ケースがすぐに書類立てになるのもまた便利だと思う。
セキュリティの観点からも、デスク上に書類を置きっぱなしにしないクリーンデスクの重要性が言われるようになって久しい。必要な書類を引き出しから出してドキュメントバッグに入れ、退社するときにはバッグごと引き出しにしまう。そんな使い方をしても良いかもしれない。
カラーバリエーションは、ネイビー、ブラック、グリーン、レッド、ライトベージュの5色。価格は2,800円(税別)。小物入れも備えているので、社内の会議や移動してのミーティングなどにも便利に使えるだろう。

コクヨ ドキュメントバッグ KaTaSu スタンドタイプ ネイビー フ-KC970B
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: オフィス用品
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不要な資料はどんどん棄てる
必要なときに必要な書類が見つからないというのは時間の無駄であり、日常的に続くとかなりのストレスだ。そのためにも日頃から書類の整理が必要だが、何でもかんでもファイリングするとその作業もなかなか大変だ。
私は基本的にはひとつのタスクにひとつのフォルダーを用意し、資料を時系列に放り込むようにしておく。それ以外の整理は行わない。また、古い資料はどんどん棄てるようにしているが、大切なものをうっかり捨ててしまう怖さがある。それ防ぐために、思いきり良く捨てられるよう「とりあえずボックス」を作っている。
「とりあえずボックス」の使い方は記事を参照していただきたいが、とても重要だと思われる資料以外を気楽にポンポンと投げ込む箱だ。これがあれば思いきり良く資料を棄てられるし、万が一大切な資料を入れてしまっても、実際に棄てるときにリカバリーができる。
ちょっとしたことだが、なかなか効果のある整理方法だ。「資料が捨てられなくて困っている」という方は一度お試しいただきたい。