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吉祥寺「36(サブロ)」の福袋で新年の文具始め

福袋のイラスト

昨年もいろいろな文房具を買ったが、今年も心のおもむくがままに文房具類を買いそうだ。いや、買います。文具好きなのでそれも当然のことで、今年も文房具の福袋を買うことから文房具好きの一年をスタートさせた。

「36(サブロ)」の福袋

「サブロ」の店内

吉祥寺の「36 Sublo サブロ」は、このブログでいつもご紹介させていただいているオシャレなお店だ。駅からほんの少し離れているが、ほんの少し離れているおかげで駅前の喧騒がなくて良い。レトロな空間には穏やかに時間が流れていて、とても居心地の良いお店だ。

新年の営業は5日から。待ってましたとばかりに、仕事帰りに立ち寄らせていただいた。今年もよろしくお願いしますとお店の方にご挨拶をしたが、平日にも関わらず店内は大勢の買い物客で賑わっていた。みんなお休みなのだろうか。羨ましい。

福袋がずらり

店内が混んでいたのでお店の方とはゆっくりお話が出来なかったが、お気に入りのお店が混んでいるのはそれはそれで嬉しい。皆さんたくさん買いますようにと心の中で念力を送りつつ、目的の福袋を買わせていただいた。

新年初日にもかかわらず福袋はすでにいくつも買われていた。「B品サンプル品」の福袋は店頭にサンプルとして置いてあった商品が入っているそうで、ボリュームタップリの内容だ。

「サブロ」の企画棚

福袋を買ってホクホク顔で帰ろうとしたが、お店の左奥にある企画棚の商品に少し変化があることに気づいた。個人的にはブリキのようなステンレスのような材質の道具箱が気になる。

お店も混雑していたので早々に外に出たが、次回顔を出した時にはじっくりと見てみたい。

 

個人商店の福袋は心のこもった縁起物だ 

福袋の中身のほんの一部

福袋は縁起物だ。合計金額でどれだけ得かを計算してはいけない。また、必要なものがどれだけ入っていたかで優劣をつけるものでもない。今回買い求めたサブロの福袋には、必要な物も入っていれば普段は使わないようなものも入ってた。だからこそ福袋は面白い。

実家が文房具屋だったからかもしれないが、個人で営んでいる文具店の福袋には、お店の方の想いを感じる。ただ単に商品の金額を揃えて右から左に袋詰めしているのではなく、買った方が袋を開けたときの表情を思い浮かべながら詰める。そんな情景が思い浮かぶからだ。

福袋の歴史は古い。一説には、江戸時代に日本橋で呉服屋を営んでいた越後屋が、年に一度の催しとして裁ち売りの際に余った生地を袋に入れ、それを廉価で販売したことが始まりとも言われている。この袋は「恵比寿袋」と呼ばれたというが、恵比寿袋を買った人々はきっと恵比須顔になったことだろう。

「福袋に入っている商品を見て笑顔になる」ことで福を招く。笑う門には福来たるとは昔から言われていることだ。年の初めを大好きな文房具の福袋でスタート出来たので、今年もまた良い年にしていこうと思う。