毎日ブログを書いていると日記を書いているようなものだが、FacebookやTwitterも含めて日記とは似て異なるものだ。以前から手帳に簡単な日記を書いていたが、今年はレトロな文具店で見つけたレトロで小さな日記帳を使い始めてみた。
吉祥寺で見つけた「懐中日記」
昨年11月に吉祥寺の「36(サブロ)」で見つけた「2017 懐中日記」。コンパクトでレトロな雰囲気の日記帳で、一説には1879年(明治12年)末に初めて発行されたようだが、いずれにしてもかなり昔から販売されている商品のようだ。
今まで見かけたことがあったかもしれないが、実際に手に取ったのは初めて。お店を訪れた時にオススメ商品として見せていただき、見た瞬間に気に入ってしまった。
大きさはB7サイズで縦128mm、横91mm。文庫本よりも一回り位小さいコンパクトサイズだ。1ページに二日分の日記を書くことができるようになっており、スペースが小さいので気負わずに日記を書いていけそうだ。
小さな日記帳ながら非常に多くの情報が詰め込まれている。月の初めには、節気、月相、季語、天気の平均値、行事・記念日などが書かれており、ページ毎に昔の偉人が残した言葉も記されている。
巻頭には、年間カレンダー、祝日、節気などまとめられているほか、東京の日の出日の入り時刻、潮の干満時刻なども掲載されている。さらに、巻末には、贈答品控、購書目録、住所録、手控などがあり、付録として世界各国要覧、日本地図、年齢換算表なども付いている。
小さなスペースも無駄にせず情報が詰め込まれている点は、非常に日本的な日記帳だと言えるかもしれない。日めくりカレンダーに様々な情報が詰め込まれていることと同じ雰囲気がある。
万年筆や水性ペンでは裏移りがするので、スリムでコンパクトなボールペンで書いていこうと思う。
気楽にイラストも描いてみる
正月三が日を利用して、むすこと近くの日帰り温泉に行ってきた。思ったよりも人が少なくて快適だったのだが、そのことを簡単に日記に書いて絵も描いてみた。
耐水性のペンで書いて色鉛筆でちょこちょこと色を塗っただけだが、それでもなんとなく雰囲気が出て楽しい。こんな感じで気楽に一年間書いていけると良いなと思う。継続することがまずは大切だろう。