資格取得や業務での定例研修など、定期的な講習会に通われている方は多いと思う。私も手話講習会に通い始めて4年目となり、ほぼ毎週平日の夜に講習会に通っている。定期的な講習会ともなるとテキストや配布資料があり、ファイルやノートやペンケースを持ち歩くとそれだけでも結構な荷物になる。会社帰りにはちょっとした荷物でも負担になることが多いため、モレスキンとごく少数の筆記具だけに絞ることでできるだけ荷物を減らしている。
資料やメモはモレスキンに集約する
私は手話講習会用として、毎年一冊ずつモレスキンを使ってきている。今年で4年目なので書棚には過去の分3冊が並んでいるという具合だ。
モレスキンはイタリアのモレスキン社が販売する手帳のブランドで、撥水加工が施された硬い表紙と手帳を閉じるゴムバンドが特徴的な商品だ。使いやすいようにカスタマイズを施したり、自分好みにデコレートしたりしている人が多いのも特徴だろう。
私はラージサイズのモレスキンを使用しているが、一年を通じて使う講習会用としてはちょうど良いページ数だ。また、モレスキンの中でも「エバーノート 方眼 ラージ」を好んで使っているが、他のモレスキンよりも若干紙が厚めなので書きやすい。
モレスキンを好んで使う一番の理由は、硬い表紙を使っているため机がなくても書くのが容易な点だ。手に持ったまま書いても書きやすく、また適度な大きさがあるので殴り書きにも対応してくれる。手話は見て覚える言語なのであまり手帳を使う場面はないが、読み取りの時などには手元を見ないで書く必要があるので重宝している。
また、講習会でその日使う分のテキストや資料などを、自宅で縮小コピーをして貼り付けている。講習会当日に配布された資料も、同じくモレスキンに時系列に貼り付けている。そうすることで、かさばるテキストやファイル類を持ち歩く必要がなくなり、モレスキン一冊あれば過去の分も含めて一目でわかる。
「この一冊があればすべて分かる」というのはとても便利だ。
筆記具はペンサムで持ち歩く
モレスキンだけを持ち歩いて講習を受けるなら、筆記具もコンパクトで一体的に持ち歩きたい。そのために最適なのが、キングジムの「はさめるペンケース ペンサム」だ。
最近新たにカラーバリエーションが追加された人気商品だが、小さめの2本挿しタイプがオススメ。
パタンと開くフラップ部分に磁石が内蔵されていて、モレスキンの表紙に挟むと快適に持ち運びすることができて便利だ。筆記するときにはペンサムを机の上に置けば良いし、机が無い場合には胸ポケットなどに止めることができるのも良い。
気軽に持ち歩くには、モレスキンとの相性はとても良いと感じている。
厳選した3本で充実した体制を作る
ペンサムの収納数はメーカーホームページで「約2本」となっているが、筆記具を選べば3本挿しても余裕で収納できる。というよりは、その方がしっかりと収納してくれるような気がする。
手話講習会に限った話かもしれないが、持ち歩くなら「シャープペンシル」「ボールペン」「色彩ペン」の3つで十分。それぞれを厳選すれば、充実した体制で講習に臨むことができるだろう。
シャープペンシルはプラチナの速記用「プレスマン シャープペン」が最適。0.9mmの芯は軽い力で書くことができるうえに、本体も軽いので書き続けていても疲れない。最近、カラーバリエーションも増えたので好みの色を選ぶのも良いだろう。
発売以来38年間売れ続けているロングセラー商品だが、それだけに安定した書き心地を感じることができる。
ボールペンは書きやすさと重量バランスが最高の「パイロット ボールペン コクーン 」がオススメ。2013年の人気文具大賞2013でも取り上げられたボールペンだが、特筆すべきはペン自体の重さとバランスが絶妙な点だろう。
手に持つと少しズッシリとした重さを感じるが、書いていても手が疲れない。さらに油性ボールペン独特のぬるっとした書き心地も良い。
そして、筆記に幅を持たせる意味で多機能色鉛筆「ぺんてる シャープペン マルチ8 」が一本あると便利だ。重要な箇所にアンダーラインを引くのも良いし、読み取りを要約するときにも文字列を囲むことができる。
一本あれば色々と使える便利なこの色鉛筆は、一本で8色の芯が入っているのでちょっとしたイラストへの彩色にも使えるだろう。
便利な道具を厳選して持ち歩く。仕事帰りの講習会には必須の道具だ。
プラチナ プレスマン シャープペン 速記用0.9mm芯2B 2105010
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