美しい字というのはそれだけで芸術だ。私自身は子どもの頃から字が汚くて、非常にコンプレックスだった。だからこそ、字が綺麗な人は尊敬するし綺麗な字を見るとうっとりしてしまう。
文具事務用品の製造・販売などを行うぺんてるでは、美しい文字を書くための文房具シリーズが発売されている。ちょっと興味を惹かれるシリーズだ。
ぺんてるの美文字のための文房具「きらり」
文具事務用品(画材、筆記具など)の製造販売などを行なっているぺんてるでは、美文字のための文房具「きらり」を発売している。ぺんてるといえば他にはない特徴的な筆記具を販売している会社で、個人的には一本で8色の色鉛筆として使える「マルチ8セット」が特にお気に入りだ。
また、最近では”人気が高すぎてなかなか実物を見られない”と評判のシャープペンシル「オレンズネロ 0.3mm」なども人気だ。このシャープペンシルは一本3000円という高額にもかかわらず、今年2月に発売以来3か月経っても品薄状態が続いているという凄さだ。
そのように独自の路線で商品を発売しているぺんてるだけに、美文字のための文房具というコンセプトでの商品販売も納得だ。「キレイな字だねって褒められたらきっと楽しくなる」というキャッチコピーにも心を動かされる。
ラインナップには消しゴムも入っている
シリーズにはシャープペンシルやボールペンなどがあるが、「シャープペン きらり」は0.9mmという太めの芯が特徴だ。鉛筆のようなやわらかなタッチ感を特徴としている。
シリーズの中でも特徴的なことは消しゴムが入っているということだろう。「消しゴム きらり」はソフトタイプの消しゴムで、滑らかに綺麗に消すことができるという点を特徴としている。美文字のためには、消して書くということも必要だということだろう。
シリーズの中にはボールペンも入っており、「ゲルインキボールペン きらり」として販売されている。ゲルインキは書き味が滑らかだという特徴があり、0.7mmという太さも書きやすさの一つだろう。
そして、美文字といえばまず一番に頭に浮かぶのが筆ペン。「きらり」にも「筆ペン 携帯用 きらり」がラインナップとして入っている。さすがだ。しなやかで弾力のある穂先は、さすがにぺんてるのお家芸と入れるのかもしれない。
どの商品も使って見たくなるフォルムと品質だ。
美文字のためには練習も必要
「弘法筆を択ばず」という言葉がある。達人はどんな道具でも使いこなすという諺だが、達人ではない私にとっては書きやすい道具というのは非常に魅力的だ。
そして、魅力的な道具を使いこなすためにも、やはり練習は大切だろうと思う。いくら書きやすい道具があったとしても綺麗に書くための練習ができなければ、それこそ「宝の持ち腐れになってしまうだろう。
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そう考えて、昨年から少しずつペン字練習を行うようにしている。徐々にだがその効果が表れてきているような気がするし、文字を書くこと自体が楽しくなってきた。楽しくなってくると以前よりもペンがスムーズに動くようになるので不思議だ。
練習をして道具も使いやすいものを用意する。その両方が美文字を書くために必要なことだろうと思う。