住みたい街ナンバーワンの吉祥寺。静かな佇まいの井之頭公園があるかと思えば、若者が集まるにぎやかな商店街があるなど不思議な魅力のある街だ。その一角にある文房具好きなら一度は行ってみたいお店で、素敵な文房具類を買ってきた。
吉祥寺の素敵な文具店「36(サブロー)」
JR中央線「吉祥寺駅」から徒歩5分ほど歩くと東急百貨店があり、その隣のビル2Fに入っているのが「36サブロ」という文具店。小さな店舗ながら趣味の良い品揃えが有名で、遠方からも買い物に来るお客さんがいるほどの人気店だ。
店内もご紹介したいと思っていたが、当日は大勢の人が来店していて写真を撮れるような状態ではなかった。商品を見るにも取るにも、店内にぎっしりと人が入っていて身動きするのも大変なぐらいだった。
建物の2階なのも関わらず、ベビーカーを畳まずにそのまま入店してきたお母さんもいて、混雑に拍車をかけていた。この辺のマナーはしっかりと守って欲しいものだ。
それでもこのお店特有のレトロな雰囲気はとても素敵なので、近いうちに再訪したうえで撮影をさせていただき、ゆっくりとご紹介させていただきたいと思う。
今回サブロではノートと真鍮製の安全ピンを購入したが、包み紙のワンポイントもとても素敵だ。「36」のロゴは良く見ると文房具で形作られているし、小さな包みのマークは付けペンとインキボトルだ。
ちょっとしたことだが文房具好きにはたまらない。
真鍮製のレトロで素敵な安全ピン
店頭で見た瞬間に「良いな〜」と思たのが、「真鍮 安全ピン」という商品。SサイズとLサイズの2種類があり、電球型のレトロで素敵な安全ピンだ。価格はSサイズが一個200円(税抜き)、Lサイズが一個300円(税抜き)となっている。
http://sublo.ocnk.net/product/885
Sサイズはショップカードと比べてみるとこの大きさなので、カード類を綴じたりするのに良いかもしれない。また、Lサイズは思ったよりも大きいので、キーホルダーとして使っても良いかもしれない。
商品の名前は安全ピンとなっているが、接続部分が尖っているわけではない。そのため、衣類等に刺して使うのではなく穴に通すという使い方になるのだろう。ロック部分も引っ掛けるだけの機構なので、糸などで縛ってみてもアクセントになって良いかもしれない。
使い方ひとつで色々と楽しめる商品だと思う。
職人手作りの書きやすい「きれいなノート」
もうひとつ購入したのが、職人さんがひとつひとつ手作りで作った「きれいなノート nanuk(ナヌーク) 方眼」というノート。「ナヌーク」とは「白熊」という意味で、ロゴマークも白熊の顔をイメージしている。
ひとつひとつが手作りで中綴じされているため、ノートを開いたときに使いやすくなっている。ノートに使われているOKシュークリームラフという紙は、書籍の本文に使われている上質な紙なので、筆記具での書き心地もとても良い。
万年筆で書くと少しだけ裏写りがするが、全く使えないというほどではない。淡い色のインキであれば、それほど裏写りも気にならないとは思うが、どちらかというとボールペンで書くのに向いた紙質だろう。
丁寧に作られた商品は、丁寧に使いたくなる。書き心地の良さを含めて、アイデアメモやイラスト用として使ってみたいと思う。