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「嫌なことほど先にやる」を心がけると活路が開ける

 シルバーウィークも終わって、今日から会社や学校が本格的に始まるという方も多いと思う。私もその一人だが、連休でストップしていた仕事も今日から動き出すと思うと、いつもの月曜日以上に気合いを入れて出社する必要がある。 

 何十年もサラリーマンとして仕事をしているが、いろいろな仕事の中に相変わらず「気合いが入る仕事」と「気が乗らない仕事」というのがある。仕事に対して好き嫌いを感じるのは自分で辛いだけだと思うが、分かっていてもそう感じるのがまた仕事だろう。そんな時には「気が乗らない仕事」からあえて手をつけるようにしている。

「やらなければならないこと」がなぜが後回しになってしまう

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  学生の頃に「試験の日が迫っているときに限って部屋の掃除をしてしまう」ということが、皆さんも大なり小なりあったのではないだろうか。やらなければならないことがあるのに、不思議とどうしても後回しにしてしまう。

 逃避行動といえばそれまでだし、とりあえず掃除をすることで徐々にやる気が出てくるということもあるだろう。机の上や机まわりが綺麗になれば集中力も多少は増すので、まるきり無駄な行動ではないという部分が救いといえば救いだ。

 仕事に関しても同じようなことがあって、重要な会議の資料を作る必要があるのについついメールをチェックしてみたり、特に急ぎではない旅費の精算処理に手を出してしまうことがある。

 学生時代から全然進歩がないのだが、「30分で片付ける」というように目標を決めてしまえば、案外仕事へのウォーミングアップとしては効果的だということもある。大切なのは「時間を区切ってスタートする」ということを心がけることだろう。

嫌なことほど真っ先に取り組んでみる

 私の昔の上司で今でも尊敬している方がいるが、その方は「やりたくなことや嫌いな仕事があったら、真っ先にそれに取り組む癖をつけている」というのが口癖だった。

 その方は日頃から「”嫌なことほど真っ先にやる”ということを続けていると、そのうち習慣になってきて嫌なことから取り組むようになるし、そうすることで大きな達成感を味わえる」とも「嫌な仕事に真っ先に取り組むことによって、不思議と嫌な仕事が楽しくなってくる」とも言っていた。

 尊敬する元上司の言葉を15年ほど愚直に実践しているが、なかなかそこまでの域には達することができないものの、それに近い感覚は味わえるようになってきている。

 また、芸人として活躍されてきた萩本欽一さんが、ほぼ日手帳に記載されている名言として「したくない仕事しか来ないんです。 でも、運は、そこにしかない。」と語っていた。また、「『得意なこと』と『やりたいこと』は 一致しないんだよ」とも語っていて、なるほどそうなんだなと感心した。

 私もお二人の言葉を聞いてから、仕事でもプライベートでも「嫌な仕事=じぶんのためになる仕事」だと信じて行動するようにしているが、案外効果的だなと実感している。そうすることで、嫌な仕事に真っ先に取り組める自分に自信がつくし、自分もまんざら捨てたもんじゃないなと誉めてあげたくなる。

「今週の目標リスト」作成から始めよう

 一週間の始まりには、まずは「今週の目標リスト」を作成することにしている。「日々のToDoリスト」は仕事のひとつひとつを箇条書きしているが、「一週間の目標リスト」は週末までの大まかな目標を書くことがポイントだ。

 例えば「今週末のプレゼン資料を週半ばまでに作成する」とか「週末までにプロジェクトの概要を完成させる」、「来月開催するイベントの講演者を決める」という感じだろうか。そうすることで、漠然としがちな一週間の目標がある程度明確になって、心の中のエンジンが少しずつ暖気運転されていくような気がする。

 今日から新しい週が始まり、木曜日からは新しい月が始まる。今週も一週間頑張ろう!

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