気分はポレポレ よろず情報ブログ

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを随時更新中です!

アウトドアでも使えるコンパクトなコーヒーミルでのんびり時間を楽しむ

今週のお題「ゴールデンウィーク2015」

 あっという間に過ぎてしまった5連休。中野に行ったり山梨に出かけたりしていたが、最終日はノンビリと家で過ごした。中野で買った文房具を使ったり、最近凝り始めた和綴じを楽しんだりしていたが、妻の「いまヒマ?」の一言でコーヒー豆を挽くことになった。10年来使っているコンパクトなコーヒーミルは、アウトドアでも使える優れものだ。

アウトドアにも最適のコーヒーミル

f:id:polepole103:20150506151536j:plain

 我が家で使っているのが「ポーレックス コーヒーミル」というコンパクトなコーヒーミル。高さが20cm、直径が4.5cmほどの小型ミルで、ハンドル部分や本体部分、中の部品がバラバラに外せる構造になっていて丸洗いも可能。軽量コンパクトなので登山やキャンプに行く時にも重宝している。

f:id:polepole103:20150506134900j:plain

 ふたの部分を外してコーヒー豆を入れる。一回で3〜4人前ぐらいの豆しか入らないので、100gの豆を全て挽こうとすると何回かに分けてセッセと挽くことになる。効率は悪いが野外で一息入れる時に使うミルなので、必要充分な容量だと思う。

f:id:polepole103:20150506134944j:plain

 豆を入れて蓋をしたら、少し弧を描いているハンドルを取り付けてガリガリと回す。豆を挽く部分はセラミックになっていて、連続して挽いても熱を持たないよう配慮されている。「挽く部分が熱を持つと豆が美味しく挽けない」という理由らしい。

 この本体と同じぐらいの長さがあるハンドルが絶妙な働きをしてくれていて、力を入れなくてもガリガリと豆を挽いてくれる。案外楽だ。しかし、本体が細くて少し滑り易いので、ハンドルを回す手と反対側の手でしっかりと握る必要がある。握力の弱い人には少し辛いかもしれない。

f:id:polepole103:20150506135311j:plain

 挽き終わったら本体下部に落ちた豆をビンに入れて終了、、、と思いきや、100gのコーヒー豆を全て挽くには都合3回半ほどこの作業を繰り返す必要があった。アウトドアではノンビリと風景を見ながら豆を挽くという楽しさがあるが、自宅でそれを楽しむのは少々無理があるようだ。

 それでも挽きたてのコーヒーをドリップして飲むのは格別で、時間に余裕がある休日の午後ならではの時間の使い方だ。時にはこういったノンビリとした時間の使い方も、忙しい日常の中では必要な時間だと思う。

ポーレックス コーヒーミル

ポーレックス コーヒーミル

 

「すぐに手入れする」ことが道具を長持ちさせる

f:id:polepole103:20150506141237j:plain

 豆をひき終わったらすぐにミルを分解して、サッと洗って拭いておく。このミルは簡単に分解できるので、使い終わってからの手入れが楽で良い。白い部品がセラミックでできたコーヒー豆を挽く部分。使っているうちにコーヒーのシブがついてしまうので、何回かに一度は丁寧にブラシで洗ってあげる必要がある。

 何でもそうだが、道具は使い終わったらすぐに磨いて保管することが大切だ。次に使う時に楽だし、何よりも道具が長持ちしていつまでも大切に使うことができる。このコーヒーミルもちょうど10年前に買った道具だが、今でも全く問題なく使うことができている。

 良い道具は長持ちするし、こまめに手入れをしたり使い終わったらすぐに手入れを行うことで、道具は長く使うことができる。良いものを長く使うことこそ、シンプルライフに繋がることなのかなとも思ったりしている。

アナログな道具が使っていて楽しい

 今回ご紹介したコーヒーミルは全て手動だが、そういったアナログな道具だからこそ使っていて楽しい。それは道具を使っているという実感が湧くからなのかもしれない。

f:id:polepole103:20150506154339j:plain

http://www.porlex.co.jp/lineup/coffee.html

 例えば、豆の挽き方には「細挽き」から「粗挽き」までいろいろとあるが、それを調整するにはセラミックの刃を抑えるネジの締め方で調整する。いっぱいに締めてからカチカチと何回か緩めてみて、そのカチカチの回数で自分の好みの挽き方をセットする。

 ハンドルを何回か回しては本体を外し、挽いた豆の大きさを目で確かめてから再度ネジを調整して好みの挽き方にする。豆やフィルターによっては細挽きか粗挽きかも変わって来るので、ある意味では自分のカンと目を信じて挽くことになる。失敗したらしたでそれもまた楽しい。

 アナログな道具には、そういった「使う楽しさ」というものがあるのではないだろうか。