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世界中が青く輝く「世界自閉症啓発デー」を迎えて考えたこと

 本日4月2日は「世界自閉症啓発デー」。世界中の有名な建造物が青く輝くということを初めて知り、知るということは大切なことだなと改めてそう感じた。

■「世界自閉症啓発デー」とは

nanaio.hatenablog.com

 4月2日が「世界自閉症啓発デー」だということを知ったのは、はてなブログで掲載されていたこの記事を読んでのことだった。仕事で少なからず自閉症のメンバーにかかわっているにもかかわらず、このような大切なことを知らなかったことを心から恥じている。

 しかし、「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」という諺で自分に対するエクスキューズにするとともに、一人でも多くの人にこのことを知って欲しいと思った。ささやかながら自分のブログにこうやって掲載させていただくとともに、身近な人々にも声をかけてまわることにしたい。

 「世界自閉症啓発デー」とはどのような趣旨で、どのような取り組みが行われるのかについては、上記のブログ記事に詳しく書かれているのでぜひ読んでいただきたい。

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http://www.tokyotower.co.jp/hot_topics/index.cgi?tno=2349

 「世界自閉症啓発デー」のイベントとして、世界中の有名な建築物がブルーにライトアップされる。東京タワーもブルーにライトアップされるので、日が落ちたらぜひ眺めてみたいと思う。

 また、世界自閉症啓発デーに引き続いて4月8日まで「発達障害啓発週間」が設定されている。自閉症だけでなくADHD(注意欠陥多動性障がい)、 ディスレクシア(読字障がい)、LD(学習障がい)にも理解を求める取り組みが行われる。

 社会的にまだまだ誤解が多いこれらの障がいに関しても、自閉症と同じく「まずは正しい知識を得る」ということが大切であり重要であると思う。

■書籍以外の生の情報も大切

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 私の身の回りにも少なからず自閉症の方がいるだけではなく、その他の発達障がいの方もいらっしゃる。私も当初は発達障がいに関する知識が乏しかったが、実際に発達障がいの方々に接する機会が増えるにつれて、きちんとした知識を身につけられるようになってきた。

 注意したいのは「発達障がいに起因する特性は人それぞれ」だということ。書籍等である程度の知識を得ることはできるものの、ある一定の枠で個々人の特性を捉えてしまうと対応を誤ることにもなりかねない。

 本人が自身の特性を把握している場合には本人の話を良く聞き、本人がそれらを表現しにくい場合には保護者など当事者周辺の方に良く話を聞く。そこから正しい障がい理解が始まるのだと思う。

 一律的な情報ですべてを理解しようとするのではなく、概要を把握したうえで個々の事例や特性をしっかりと把握する。一人として同じ性格の人が居ないのと同じ、特定の障がいというジャンルで個々人の特性を括ってしまうのは誤りの元。そういったことを、当事者の親御さんからお話を聞く機会があったが、その時にハッとしたことを忘れないようにしたいと思う。