地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」
もうすぐクリスマス。 子どもたちだけではなく大人もちょっとウキウキする季節だ。 街を歩いていてもクリスマスソングが流れるようになったが、北海道にはノルウェーから唯一公認されているサンタクロースの町がある。決して派手さはないものの、真面目で地道な取り組みには好感を覚える。
■北海道のサンタランド
ノルウェーのオスロ市から国外初の"サンタクロースの町"として認定されているが北海道広尾郡広尾町。
ノルウェーの首都オスロ市は、“サンタランド”として世界的に有名な場所で、毎年世界各国の子ども達からサンタさん宛に手紙が届く場所でもある。オスロ市は届いた手紙の返信としてクリスマスカードを贈っているが、元々ノルウェーと交流のあった広尾町がこのことを日本の子供達にも知って欲しいとオスロ市に相談。1984年に広尾町が日本唯一の“サンタランド”として認定された。
広尾町ではサンタクロースにちなむ事業やメール事業などを開始したが、クリスマスカードの発送は延べ180万通以上にもなるなど、日本唯一の「サンタクロース町」として活発に活動しているようだ。
■町全体がサンタランド
参照:http://www.santaland.or.jp/index.html
広尾町は町全体がサンタランド。町の中にある大丸山森林公園をシンボル地として設定し、クリスマスツリーを全国各地に贈呈するなどさまざまなサンタ&クリスマス事業に着手している。毎年10月第4土曜日からはイルミネーションも点灯されるが、今年は10月25日に点灯式が行われ、静かな広尾町に素敵なイルミネーションが輝いている。
また、クリスマスグッズの販売はほぼ年間を通じて実施していて、12月20日までは本物のサンタツリー(Real Tree)も販売している。
こういった夢のある事業で町が活性化するというのは、とても素敵なことだなと思う。機会を作って広尾町に足を運んでみたくなった。