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プレゼントに「名入れ」文房具類はいかがでしょうか?

先日、知人から「お世話になった方に筆記具をプレゼントしたい」という相談があった。文房具好きとしては相談されること自体が光栄だが、相手に年代や職業などによって大きく異なるのが文房具の好みなのでなかなか難しい。それでもいくつかの候補をあげながらも、最後は「名入れが一番のプレゼントかもしれない」と伝えた。

便箋や一筆箋に名入れする

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岐阜県美濃市で紙製品の製造販売を行なっている古川紙工株式会社では、自社製品の便箋や一筆箋に名前を入れる「便箋・一筆箋名入れ」のサービスを行なっている。申込書を記入してファックスで送信すると、名前を入れた便箋や一筆箋が約2週間で納品されるというサービスだ。

封筒とセットになっており、和紙の箱か桐箱かを選ぶこともできる。また、紙の種類、罫線の種類、印刷の色や文字の書体、文字の位置などもそれぞれ選ぶことができるので、自分だけの一品を作ることができるのがすごいなと思う。

また、書道をたしなむ方や手紙を書くのが好きな方には、贈り物として製作して送るというのも素敵な贈り物になるのではないだろうか。とても贅沢で、とても心のこもった贈り物になるのは間違いない。 

古川紙工は「そえぶみ箋」という商品で有名な会社でもある。2016年文具大賞デザイン部門優秀賞を受賞したこの商品は、様々なオリジナル商品やコラボ商品を生み出していることでも有名だ。

身近な商品から高級な商品まで、幅広い品揃えが魅力的な会社だ。

筆記具の名入れサービスを利用する

oyakode-polepole.hatenablog.com

以前ご紹介したのが、東急ハンズの名入れサービス。私は名入れサービスが必要な時には新宿タカシマヤ隣にある東急ハンズ新宿店を利用しているが、場所的にもJR新宿駅の新南改札・ミライナタワー改札から徒歩2分と便利だ。

東急ハンズ新宿店8F

名入れサービスを行っている文具店はいくつもあるが、即日名入れをして渡してくれる店舗はほとんど見当たらない。私が調べた限りでは、都内では東急ハンズぐらいだと思う。

名入れ作業の様子
http://www.tokyu-hands.co.jp/campaign/2016/02/naire-free.html

もともと筆記具への名入れには専用の機械が必要なので、通常は名入れ工房に依頼して2週間ほどかかる。ネットでも一週間ほどで名入れをしてくれるお店があるが、それでも早い方だろう。そう考えると、東急ハンズの即日名入れサービスは特殊だとも言える。

なお、東急ハンズでも店舗によっては即日渡しが不可の店舗もあるし、時期によっては名入れサービス自体を行なっていない場合もあるようだ。店舗を訪れる前に必ずホームページで確認するか、直接電話で問い合わせを行なって欲しい。

素敵な原稿用紙が名入れサービスを開始

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2016年日本文具大賞デザイン部門でグランプリを受賞したのが、あたぼうステーショナリーの「飾り原稿用紙 碧翡翠」という原稿用紙。いろいろな紙製品が毎年グランプリを受賞しているが、原稿用紙というレガシーな商品が受賞したというのは意外だった。

私も普段使いとしてメモや原稿の下書きなどに使っているが、万年筆との相性も抜群でとても書きやすくて素晴らしい。デザインだけではなく書き心地も抜群だという部分が、グランプリを受賞した一つの理由だろう。

その書きやすくて素敵な飾り原稿に、新たに名入れサービスが始まった。普段使いの原稿用紙に自分の名前が入っているというのは、なんだか作家になったような気分になるかもしれない。また、個人名ではなくグループ名なども入れられるので、チームやプロジェクトで同じ原稿用紙を使うというのも良いかもしれない。

名入れは一番のプレゼント

冒頭でも書かせていただいたが、文房具だけではなくタオルやブックカバーなどでも「名入れ」をしてもらうというのは一番の贈り物だと思う。自分の名前が入った道具というのは、無条件で嬉しいと思うがいかがだろうか。

使わないにこしたことのない「デジタルまいごひも」

むすこが幼かった十数年前。一緒に出かけるたびに迷子にさせやしないかと、いつも気を張っていた。自分が子どもの頃にはしょっちゅう迷子になっていたので、その反動だったのだろうと思う。

アンパン迷子ブザー

当時はアンパンマンの形をした「迷子ブザー」が売られていた。発信器と受信機があって、発信器を持った子どもが一定の距離を離れると受信機が鳴るというものだ。買ってすぐに落としてしまい最初の一個は壊してしまったという苦い思い出もあるが、結局は迷子になることもなく無事に大きくなったのは幸いだった。

スマホでアラームがなる「デジタルまいごひも」

キングジム「デジタルまいごひも」

文房具等の総合メーカーキングジムが発売しているのが、「デジタルまいごひも」という商品。その名のとおり、子どもが迷子になるのを知らせてくれるアイテムだ。 

幼い子どもに直接装着する”迷子ひも”は以前からあって、ここ数年で賛否両論が何回も起きている。見た目が良くないという声があったり、安全のためには必要だという声もある。どちらもそれ相応の理由があるが、デジタルまいごひもを使うことによって少なくとも見た目の問題は解決されるだろう。

スマホで設定できるというのも便利だ。以前私が使っていた迷子ブザーは発信器と受信機のセットだったが、スマホが受信機なら家に忘れるということもない。Bluetoothでスマホに接続できるというのが、このグッズの肝なのだろうと思う。

お世話にならないに越したことはないし、常に手を繋いだり見ていたりすれば迷子は防げるだろう。しかし、「ちょっとした隙」というのは誰にでもある。そんなちょっとしたことが事故につながるので、こういったグッズを利用するというのも一つの方法だと思う。 

キングジム デジタルまいごひも MA150シロ

キングジム デジタルまいごひも MA150シロ

 

迷子になるのは子どもだけじゃない

私が子どもの頃には何回も迷子になった。迷子といってもほんのわずかな時間だったし、場所も近所のスーパーなどだったので対したことではなかったのだろうと思う。

それでも、その時の心細くてどうすれば良いのかわからない不安というのは、多分生まれて初めて味わった不安だったのだろう。だからこそ、何十年経っても覚えているのだと思う。

ところで、迷子になるのは子どもだけではない。歳をとると色んな忘れ物をするようになって、「大事なものが迷子になる」ということが年に何回かある。幸いカバンや財布など警察に届けなければならないような忘れ物をしたことがないが、カバンに入れておくというのも便利かもしれない。

また、最近ではセキュリティ保護の観点で会社のパソコンを紛失すると厳重な処分が下されるようになったので、紛失を未然に防ぐためにも必要かもしれない。そういったことのために専用で売られているものもあるが、「デジタルまいごひも」も実勢価格では最有力候補として捉えられるかもしれない。