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「おてがみふくろ箋」でたまには気軽に手紙を書いてみよう

 手紙を書くというのは簡単なようで難しい。難しいけれど楽しい作業でもある。筆記具と便箋を取り出して机の上に置き、相手の顔を思い浮かべながら一文字ずつ丁寧に書いていく。手紙を書くこと自体が相手に対する贈り物だし、だからこそ手書きの手紙というのは嬉しいものだ。

 改まった手紙を書くというのはハードルが高いが、気軽に使える便箋と封筒のセットを使うことで少しでも気軽に手紙が書けるようになる。

気軽に使えるレターセット「おてがみふくろ箋」

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http://www.midori-japan.co.jp/products/2015_31.html

 デザイン文具総合メーカーのミドリが発売しているのが、「おてがみふくろ箋」という小さめのレターセットだ。定形郵便で送ることのできるサイズの袋状の封筒と、封筒の絵柄に合わせた便箋、封緘するためのシールがセットになっている。

 「手紙を書いて袋状の封筒に入れ、切手を貼ってポストに入れる」という使い方だけではなく、ちょっとした贈り物へのメッセージを書いて荷物に同封するのも良いだろう。また、写真などを送るときにもサイズ的にちょうど良い。

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http://www.midori-japan.co.jp/products/2015_31.html

 絵柄は3種類用意されていて、シンプルなものやシックなものもあるので好みに合わせて選ぶのも楽しいだろう。

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 私は「街柄」というタイプを使っているが、家族に宛てて手紙を書くのにもちょうど良い。実家に送る荷物に手紙を入れることもあるし、家族に向けてちょっとしたプレゼントなどを渡す時にも使っている。

 手軽に使えるお気に入りのレターセットがあれば、手紙を手書きするのも苦にならない。ワンセットで6通の手紙を書くことができるので、多からず少からずとちょうど良いボリュームだと思う。

ミドリ おてがみふくろ箋 街柄 34475006

ミドリ おてがみふくろ箋 街柄 34475006

 

手紙を書くのに文字の上手・下手は関係ない

 私は子どもの頃から文字が下手で、下手だということがコンプレックスだったので文章を書くのも苦手だった。もともと左利きだったが、文字を書くのは右手だという古い時代の習慣で矯正され、それもあって文字を書くこと自体が苦手になったのだと思う。

 社会人になってからも文字の下手さはコンプレックスだった。働き始めた当時はまだ職場にワープロというものがなく、会議資料はタイプライターで作ることがあったが、ほとんどの書類は手書きという時代だったからだ。

 苦手だからと言って書かない訳には行かず、四苦八苦しながら下手な時に我ながら辟易しながら書いたことを思い出す。

 そんな時に、当時の上司から「文字は綺麗に書こうと思わず”丁寧に書く”ことが大切だ」という指導を受けた。たとえ文字が汚くても、丁寧に書かれた文字は読む人に不快感を与えないという考えだ。また、毎朝1時間早く出社して字の練習をすると良いというアドバイスをもらい、愚直に半年ほど続けたことも今となっては良い思い出だ。

 そのおかげもあってか、今では綺麗とは言えないまでも人並みの文字を書けるようになったと思う。文字は綺麗に越したことはないかもしれないが、まずは「丁寧に書く」ということが大切。丁寧に書かれた手紙は相手に気持ちが通じるし、それによって手紙を書くことが苦ではなくなり、手紙に想いを乗せて伝えることもできるようになる。

 PCやモバイルデバイスが発展してきた現代では、手書きの手紙はそれだけで貴重な贈り物になるのだと思う。