家にいる時間が増えて変わったのが、読書をする時間が増えたこと。もともと読書好きで年間120冊ほど読むのだが、家にいる時間が多いので4月から読書量が一気に増えた。本を読んでゆっくりと過ごすのは、なかなか贅沢な時間だと思う。
最近では手軽に読める電子書籍も読んでいるが、紙の書籍には独特の質感というか触り心地があるので、個人的には紙の書籍を好んで読んでいる。そんなときには、お気に入りのブックカバーを使うとさらに読書に没頭できる。
布製の単行本用ブックカバー
単行本用のブックカバーはあまり多くは持っていないが、いま一番のお気に入りはドンヒラノの「読書犬」という商品だ。ドンヒラノのブックカバーは味のあるものが多いし、どことなく江戸前な感じがするのも良いなと思う。
犬の表情がほのぼのとしていて、布の手触りも良い。しおりが骨になっているのも、洒落が効いていて好きだ。もともとブックカバーは本を汚さないための道具だが、読書を楽しくするための道具でもあるなと思う。
ちょっと変わり種のブックカバー
今まで買った中で、一番の変わり種だったブックカバーが「畳ブックカバー」。四方に和柄の縁が付いた文庫本用のブックカバーだ。表面は畳表がそのまま使われていて、手触りがまさに畳。井草のとても良い香りがして、本のページをめくるたびに新しい畳の香りがした。
角には富士山の焼き印が押してあり、和の雰囲気をさらに高めてくれている。少しずつ色があせてくるのも畳ならではで、まさに持っていて楽しいブックカバーだと思う。
もう売っていないだろうと思ったら、6年たった今でも販売されていた。やはり良いものは買われ続けるということなのだろう。