さりげなく行動できるというのはかっこいい。押し付けがましくなく、それでいて相手への気配りが感じられる「さりげなさ」。そういった心配りを補助してくれる素敵な文房具類がある。
水引の蝶結ぶをモチーフにした「和ごむ」
最近セットで使っているのが、コクヨの「和ごむ」と古川紙工の「そえぶみ箋」。ちょっとしたお礼の時に、最強のセットとして便利に使わせてもらっている。
「和ごむ」は水引の蝶結びをモチーフにしていて、KOKUYO DESIGN AWARD(コクヨデザインアワード)で2013年に優秀賞を受賞し製品化された商品だ。これを使うだけで、ちょっとした贈り物の雰囲気が出て良い。かといって、堅苦しくもない。シャレの効き具合が絶妙だと思うだがいかがだろうか。
http://www.furukawashiko.com/index.html
また、岐阜県美濃市にある古川紙工の「そえぶみ箋」は、2016年文具大賞デザイン部門優秀賞を受賞した商品だ。ありとあらゆる種類が発売されていてバリエーション豊か。文具店や雑貨店などで見たことがあるという方は多いだろう。
動物や趣向品、眼鏡屋日用品など生活の中で目にするものをモチーフにしているだけではなく、北海道や鹿児島など全国各地のご当地ものもあるので見ていて楽しい。ほんの一言添えるだけの小さな便箋と封筒だが、絵柄を見るだけでも楽しめるのではないだろうか。
私は以前ご紹介した「ワタク紙」と「和ごむ」との組みわせをも便利に使っている。こちらもなかなか楽しい雰囲気になるのでオススメだ。
「さりげない雰囲気」を出せるのが良い
今回ご紹介させていただいた商品は、どれも脇役としてさりげなく添えることのできるものばかりだ。それほど高価なものではないが、相手が思わずニコリとしてしまうような小物だと思う。
こういうちょっとした心遣いがおもてなしの心に通じるし、相手も自分も温かい気持ちになることができる工夫だと思う。そういう「相手のことを思いやる気持ち」こそ、一番の贈り物だと思うのだがいかがだろうか。