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頑張っている名刺屋さんで「自分名刺」を作ってみた

 会社員にとって名刺は必需品だが、当然のことながら仕事上で知り合った人に渡すもの。連絡先も職場だし味も素っ気もない内容だ。仕事上で必要な情報が記載されているのでそれもまた当たり前のことだが、プライベートで知り合った人に渡すための名刺も作ってみた。

 頑張っている名刺屋さんで作っていただいた「自分名刺」は、自分という一個人を知ってもらうためのとても良いアイテムになっている。

二つ折りの「自分名刺」

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 先日、ご縁があって作らせていただいたのがこちらの名刺。名刺というよりも、メッセージカードと呼んだ方がわかりやすいかもしれない。二つ折りにして渡すので、普通の名刺よりもかさばるが、それだけインパクトは大きいのではないかと思う。

 記載されているのは、出身地や自分の好み、趣味や特技などの他に、ブログのアドレスやメールアドレス。二つ折りになった部分を広げるとそれらの自己紹介が並んでいて、裏面にはブログのURLとメールアドレスが並んでいるという仕様だ。

 イラストはブログで使っているものを流用したが、それ以外のイラストやレイアウト配置はすべて名刺屋さんにお任せでお願いしたものだ。必要な情報をメールで送り、あとはデザイン案を待つだけという手軽さが良い。

 私が文房具好きだということを加味して、テープのりやクリッブのイラストを使っていただいているのがありがたい。プライベートで知り合った方にだけではなく、会社の名刺と一緒にお渡ししても印象深く覚えて頂けるかもしれない。

書籍がご縁の名刺づくり

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 今回名刺を作っていただいたのが、東京・西新宿にあるまるみ名刺プリントセンターという会社。社員数10名ほどながら、半数は何かしらの障害のある方が勤めている会社で、それだけでも素晴らしいなと思う。

 まるみ名刺プリントセンターとは仕事の関係でご縁があったのだが、トランプ名刺やトランプを使ったメッセージカードなど、他の印刷関連会社では取り扱っていない商品がいくつもあって面白い。

 今回作っていただいた名刺もデザイン費などを含めるとなかなかのお値段だが、「丁寧に作った良い商品を提供する」という同社の姿勢に共感を覚えたので、個人的にはそれほど高いとは感じなかった。

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 以前同社を訪問させていただいたときに書籍をいただいたのだが、今回の名刺作成を担当していただいたのは著者の倉科透恵さんだった。書籍の中でご紹介されていたオリジナル名刺がとても良いなと思い、仕事とは関係のない「自分名刺」を作ってもらったという次第だ。

 倉科さんは20代前半に統合失調症を発症し、それまで勤めていた会社を辞めざるを得なかったという方。現在も治療を継続されているが、著書の「泣いて 笑って また泣いた」は発症後にご本人が出会った人々とのやりとりや仕事のことなどを通じて、ありのままの自分を等身大で描いている一冊だ。

 こういったご縁というのはとてもありがたいし、これからも大切にしていきたいなと思う。

泣いて 笑って また泣いた

泣いて 笑って また泣いた