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クリーニングタグ素材を使った、持ちやすくて水濡れに強い手帳「タグドメモパッド」

 小型のメモ帳は一つ持っていると便利で、思いついたことを書き留めたり、ちょっとした打ち合わせの時に持ち歩いて使ったりと重宝する。しかし、メモ帳は小さくなればなるほど傷みが早く、使っているうちにボロボロになってしまうのが難点だ。そんな悩みを解決してくれて、なおかつスタイリッシュな形状とデザインのメモパッドが評判になっている。 

クリーニングタグと同じ素材のメモパッド

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 じわじわと人気が出てきているのが、「タグドメモパッド」という商品。SとLの2サイズがあり、使うシーンに合わせて選ぶことができる。カラーバリエーションも複数色あるので、好みに合わせて買うのも良いだろう。

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 この手帳の最大の特徴は、水濡れに強い素材を使っているという点。今までも耐水紙というのはあったが、タグドメモパッドはクリーニングのタグに使われている「耐洗紙」という素材を使っているというのが新しい。

 クリーニングが戻ってきた時についているタグは、少しくたっとしながらもしっかりとメモなどが残るというのが特徴なので、間違って洗濯機などで洗ってしまっても安心だ。(ペンは水性以外を使いたい)

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http://www.hi-mojimoji.com/tagged-memo-pad/

 形状も少しくびれているので持ちやすい。水に強いということを考えると、調理の場やアウトドアなどに持ち出しても良いだろう。表紙も中身も耐洗紙なので多少のことではダメにならないし、一枚一枚切って使えるというのも便利だ。

 一冊持っておけば何かと便利なメモパッドではないだろうか。  

カルビナでぶら下げるタイプも使いやすい

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  Amazonでは扱っていないが、左上に穴の空いたタイプも販売されている「TAGGED LIFE GEAR」という名称のこの商品は、穴の部分にカルビナを通せば野外での持ち歩きが便利だ。

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 たまたま出かけた文房具の企画展で見つけたが、手触りや握り心地の良くて使いやすい。リングの部分の下に切り取り線がついているので、書いたら切り取って保存しておいても良いだろう。

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 カルビナを通してキーチェーンをつけてみた。これでアウトドアでの活動時も、ベルトやベルト通しにぶら下げておけばすぐにメモができて便利だ。メモパッドがバラけるのを防ぐために、ゴムバンドを巻いておいても良いかもしれない。

 耐水性のペンとセットにすれば、アウトドアでも安心して使えるメモセットが完成する。

ご夫婦でチームを組むデザインユニット

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 これらの商品を企画・販売しているのは、「ハイモジモジ」というデザインユニット。ご夫婦でユニットを組んでデザインや商品企画を行っており、数々の素敵な商品を世の中に送り出している。

 ハイモジモジは、夫婦ふたりのデザイン・ユニットです。ライターの松岡厚志がプロデュースを、グラフィックデザイナーの松田綾子がデザインを担当しています。合言葉は、Kneepon from Nippon! 思わず膝をポンと打つ「ニーポン」なプロダクトを、ここ日本から発信しています。
http://www.hi-mojimoji.com/about.html

 文房具の商品開発というと、今までは大きなメーカーが商品開発の専門チームを作って行うイメージがあったが、最近ではベンチャー系の文具メーカーがいくつも立ち上がってきた。資金集めをクラウドファンディングで行うこともできるし、商品の発表や販路開拓を多なう個人事業者も現れるようになってきたからだろうか。

 大きな文具メーカーが発表する商品と個人メーカーが発表する商品とは案外棲み分けができていて、それぞれに魅力のある商品を発表してきている。個人メーカーでは大きなメーカーが作れない独創的なデザインや性能の商品を発売してきているし、そういった商品を自分の感性で選ぶことができるのは楽しい。

 文房具好きとしては、これからも独創的なデザインや用途の文具類が、数多く市場に出回ってくれることを願っている。