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仕事に勉強に役立つ「やる気スイッチ」の入れ方

 会議資料の作成や営業プレゼン資料の作成、自己研鑽のための資格取得の勉強など、時として一気に何かを片付けなければいけないという時がある。そのために必要なのはパソコンスキルや分析スキルなのだが、それ以上に大切なのが「やる気」や「元気」や「モチベーション」。「元気があれば何でも出来る」というのはアントニオ猪木さんの言葉だが、「元気」と「やる気」を出すために有効な方法というのがいくつかある。 

まずは何かを始めてみる

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 「やる気」を引き起こすのは脳の側坐核という部分で、そこが刺激を受けることで「やる気」が出てくるのだそうだ。つまり「やる気があるから始める」のではなく「始めればやる気が出る」という仕組み。

 そのためにはまずは「何かを始めてみる」ということが大切で、資料を開くのでも良いし準備をするのでも良いらしいのだが、ノートや手帳にこれから行うことをペンで書き出すという作業が有効かもしれない。 

 まずは何でも良いので取り組んでみるという行動が、「やる気スイッチ」を入れるための第一歩だ。

  私は始める前に資料を持ってウロウロと職場内外を歩き回ることがあるが、これも始める前の準備運動のようなもので、歩き回ったり打ち合わせ卓で資料を広げたりすることでスイッチが入ることがある。

 これは「気分転換」という要素も大きいと思うが、何かを始めるときにまずは資料を見ながら歩き回るというのも始動するのに良い。歩き回ることで「考える」ということのセルモーターが動き出すような感覚を覚える。 

始めるための儀式を決めておく

 私は寝起きが悪いほうで、朝目覚めてから30分は話す気にもならない。放っておくとただただボーっとしてしまうのだが、ブログ記事も朝書きたいので始めるための儀式を決めている。

・朝起きる
・自分の机に行ってパソコンの電源を入れる
・台所に行って自分でコーヒーを入れる
・コーヒーを持って机に戻る

 この行動を行うことで寝起きの悪い私も10分で覚醒し、パタパタとブログ記事を打つことができるようになる。ある意味では習慣が目を覚まさせてくれるのかもしれない。

 どんな仕組みでそうなるのかは分からないが、起きた後の行動を決めてそれをなぞることによって、身体の中のスイッチがカチッと入るようだ。

 この一連の行動を私は勝手に「朝の目覚め儀式」と呼んでいるが、これも「何かを始めればやる気が出る」ということの応用編だと思う。大切なのは自分で決めた手順を忠実になぞるということなので、朝起きてなかなか身体が動かない方は自分の儀式を決めて試してみていただきたい。

すぐに始められるようにしておく

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 仕事も勉強も同じだが、やらなければいけないことを準備するのもおっくうな時がある。それに時間をとられていると「やる気スイッチ」の入りどころを逃してしまう。

 それを防ぐためには「始めるときには始められる体制を作っておく」ということも大切で、仕事が一段落して休憩を取るときには次の仕事を準備しておくと効果的だ。

・一仕事終わる
・今まで広げていた資料を片付ける
・次にやろうと思っている資料を広げておく
 (セキュリティの観点から伏せておく)

 勉強を行う場合も同様で「朝早く起きて勉強しようかな~」と思ったら、机の上にテキストを広げてから寝る。そうすることで、翌朝机に向かった時にすんなりと勉強大切に入れる。これも習慣化が必要だと思うので、何回か繰り返すことで自然とやる気スイッチが入ると思う。

 ただし、ご紹介した手順をいくら踏んでもやる気にならないことがある。体調が悪かったり寝不足だったりするとその傾向が強いが、そんな時には焦らずこんな時もあるさとやる気が出ないことを受け入れることが大切かもしれない。

 やる気を出そうとしてストレスをためてしまったのでは、余計にやる気が出なくなってしまうので注意が必要だ。