どこの街にもある郵便局。私は子どもの頃から郵便局が好きで、用も無いのに立ち寄ったりしていたことがある。そもそも手紙には人と人とのつながりや想いというものが感じられ、そういったことが郵便局好きになったきっかけなのかもしれない。
民営化されてからいろいろと話題に上る郵便局だが、文房具好きという視点から捉えても郵便窓口は面白い。
■ちょっと気の効いた文房具が置いてある
先日郵便局の窓口で見かけて買ったのが、郵便集配車模様のテープのり。これは良いなと思い、迷わず購入した。税込み308円也。テープの長さを示す部分が「走行距離」となっていたり、車の荷台部分に郵便物や小包を思わせるマークが書いてあったりと気が利いている。デザインが商品の価値を上げている例だなと思った。
もうひとつがポスト型の油性マジックペン。丸い形状が古い時代の郵便ポストを思い起こさせてなかなか良い。同じく郵便ポスト型のスティックノリも発売されているが、そちらは会社で重宝している。
こういった郵便局独特のデザインが施された文房具は「ポスタルグッズ」と呼ばれているようだが、誰しもお世話になったことのある郵便関連のものだけに馴染みやすい。また、なによりもこういった文房具類が手元にあると楽しいし、それが文房具の良さだとも思う。
■ネットショップでも購入できる
ご紹介した文房具以外にも、グリーティングカードや印鑑入れなどポスタルグッズは数多く発売されている。郵便局の窓口には必ず置いてあるポスタルグッズだが、小規模の郵便局ではすべてのグッズが置いてあるわけでもない。
そんな時に見てみると楽しいのが「POSTA COLLECT|郵便局のポスタルグッズ」というサイト。全国の郵便局で売られているグッズが揃っていて、特定の地域に行かないと買えないものまで置いてある。
なかでも特徴的なのが「ご当地フォルムカード」だろう。全国各地で発売されているフォルムカードはその土地土地の名物が印刷されたポストカードで、切手を貼ると郵送できるようになっている。
私も旅行の時に郵便局が開いていれば、少し窓口を覗いてみてフォルムカードを探すことにしている。観光地のお土産も良いが、その土地土地の郵便局に置いてあるフォルムカードも良いお土産になる。
旅行で出かけたら郵便局を覗いてみる。そんなお土産の見つけ方もあると思う。