桜も満開を過ぎて春爛漫の東京。暖かいを通り越して暑い日が続いているが、毎年この時期に行われる文具メーカーのイベントも熱く盛り上がっている。
年に一度の「コクヨハク」
JR東京駅を南口から出ると、目の前にそびえているのが「KITTE(キッテ)」という商業施設。2013年3月21日にオープンした商業施設で、旧東京中央郵便局の一部を保存しながら造られた建物だ。
そのKITTE地下1階 にある東京シティアイで行われているのが、文具とファニチャーのメーカーであるコクヨが開催している「コクヨハク」 。毎年この時期に開催されているイベントで、今年も2018年3月30日(金)~4月1日(日)の3日間開催されている。
「コクヨハク」はコクヨの文具に関する展示販売会で、コクヨの最新文具や話題の商品に実際に触れられることが特徴。2013年から開催されている文具イベントで、昨年は2万5千人以上の来場者があったというからとても人気のイベントだと言える。
第6回目の今年は、「ステーショナリーレストラン」というテーマで開催。文具を食材や料理に見立て、フロアの担当者も料理人風のコスチュームで対応している。ディスプレイ方法も含めてレストランのような雰囲気を出しているが、来場者が多くてその雰囲気も吹き飛びそうな勢いだ。
文房具好きもそれほどでもない人も、来場者がすべてが楽しめるイベントだと思う。KITTE4階には素敵な文具店や雑貨店が入っているので、それらとのセットで楽しんでも良いだろう。
■コクヨハク2018
日時:2018年3月31日(金)〜4月2日(日)
10:00〜20:00(最終日は18:00まで)
場所:KITTE地下1階「東京シティアイ」
イベント限定商品や珍しい商品もズラリ
毎回会場では特性の商品が色々と販売されているが、今年も測量野帳型のチョコや特大のキャンパスノートなどが会場で注目を集めている。 それ以外でもコクヨの商品が、定番ものを含めてずらりと並んでいるのは壮観だ。
ドリンクボトルの中に文具が詰まった「メッセージボトルセット」も目をひく。オリジナルのメッセージカード入りなので、贈り物として買われる方も多いようだ。
私の大好きな「飛び出しとび太」のシリーズも並べられていて、見ているだけでも楽しい。びわこ文具の商品は滋賀県以外では店頭販売がないので、見て触れる貴重な機会だと思う。
また、デザインアワードの受賞作が並べられているのも、コクヨハクならではだろう。
楽しいがたくさん詰まったコクヨハクの会場。年に一度のこのイベントで、文房具好きとしてのパワーをしっかりとチャージしてきた。新年度もまた、文房具好きとして色々なものを試してみたいなと思う。