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【新商品情報】書類をコンパクトに持ち歩ける「コンパック」に新バージョンが登場

文具の総合メーカーキングジムは、人気の折り畳み式クリアーファイル「コンパック」に新たなバージョンを追加する。「コンパック」は書類を折り畳んで持ち運ぶファイルだが、折り目がつかず入れたままパラパラとめくることが出来るという優れものだ。

現在はA4サイズの書類を持ち運べるタイプが販売されているが、新たにA3サイズを収納できるタイプとポケット枚数を増やしたタイプをバリエーションとして追加する。新しいタイプの発売は2018年8月3日からを予定している。 

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二つ折りクリアーファイル「キングジム コンパック」は2017年6月に販売が開始されたが、書類が二つ折りになコンパクトさや、書類に折り目がつかずそのままめくれるという点が好評で、累計約18万冊を販売するヒット商品になっている。私も仕事用とプライベート用に分けて使っているが、使いやすくてコンパクトなのでとても重宝している。

今回追加されるのは、A4収納サイズのポケット数を増やした15ポケットタイプ(現在は5ポケットと10ポケットの2種類)と、A3収納サイズ・10ポケットタイプ。カラーバリエーションは、それぞれはオレンジ、黄、水色、ネイビー、白、黒の6種類だ。

価格は「A4二つ折り15ポケット」が700円(税別)、「A3二つ折り10ポケット」が900円(税別)となっている。A3サイズが追加されることで、会議資料など大判のものも持ち歩くことができるのでありがたい。活用の幅も広がるのではないだろうか。

半分に折りたためるのに折り目が使いないという不思議なファイル

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http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/compack

最近ではA4版を半分にして入れるA5版サイズのクリアファイルも販売されているので、私もいくつかカバンに入れて使っている。しかし、入れた書類を見るためには再度取り出さなければいけないし、書類には折り目がついてしまう。そのため、大切な書類は折って入れることができないという難点がある。

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http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/compack

その点、「コンパック」は半分に折りたたんで持ち運ぶことが出来るうえに、ファイルを開くとA4版のサイズでペラペラとめくることができる。これは不思議な機能だが便利だ。

キングジムのサイトでの説明を読むと、ファイルの開閉に合わせてポケットがスライドする「二つ折り機構」を採用しているとのこと。また、背表紙部分には柔らかい素材が使ってあるので、フラットになりやすく書類にも折り目がつきにくいようだ。

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 秘密はこの部分にあった。透明の入れ物に資料を入れて折り畳むと、入れ物自体がスライドして柔らかく折り畳まれる。そうすることで、再度開いたときにA4サイズのまま広げられるという仕組みだ。

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また、ファイルにはゴムベルとがつけられており、クルッと回すとしっかり引っ掛かる溝もある。これによって、鞄の中でファイルが開いてしまうということが防がれている。細かくてちょっとしたことだが、一つ一つの工夫が地道で素晴らしい商品だと思う。 

キングジム クリアファイル A4 二つ折り コンパック 黒 5894Sクロ

キングジム クリアファイル A4 二つ折り コンパック 黒 5894Sクロ

 

【商品情報】コクヨが「子どものやる気を育てるIoTペン」を クラウドファンディングで開発中

「皆さんに三つの“キ”をプレゼントします。それは“元気”、“やる気”、“勇気”です」と言ったのは、中学校の入学式での校長先生の言葉だ。今から40年程前のことだが、今でも覚えているのだからそれなりにインパクトが大きかったのだろう。同時に「元気と勇気はあると思うけど、やる気だけはなかなか出ないな」と思ったことも思い出す。やる気を出すというのは難しいものだ。

やる気のでるペンを開発中!

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文具とファニチャーのコクヨは、小学校低学年から中学年向けのIoT文具「しゅくだいやる気ペン(仮称)」の開発に着手している。

既存の鉛筆を特別なアタッチメントに装着して、子どもが使う鉛筆の動きを記録。記録した動きをスマートフォンと連動させ、日々の筆記量を見える化するすることでやる気を出させるというものだ。文字や数字を書くという学習の記録を視覚化することで、日々の達成感を持たせるというものだ。 

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https://readyfor.jp/projects/yaruki-pen

アタッチメントは株式会社ワントゥーテンドライブとの共同開発。加速度センサーとBluetoothを搭載しており、文字や数字を書いたときの鉛筆の動きをデータとしてアタッチメント内に蓄積する。

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https://readyfor.jp/projects/yaruki-pen

蓄積したデータを「勉強パワー」としてスマートフォン上の専用アプリに取り込むと、日々の筆記量が見えるという仕組た。筆記量イコール本人の頑張り具合なので、達成感と満足感が得られやすいというのが開発の意図だ。

また、将来的には溜まった「勉強パワー」の量によって文具などに交換できるサービスも検討中とのことなので、やる気のでる仕組みがさらに強化されそうだ。

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https://readyfor.jp/projects/yaruki-pen

現在、クラウドファンディグサービス「Readyfor」を利用して商品化に向けた支援を募っている。発売は2019年春を目指しているようなので、ご興味のある方はそちらも参照してみてはいかがだろうか。なかなか興味深い取り組みだ。readyfor.jp

やる気の継続は難しいものだ

今回ご紹介した商品は、努力という目に見えないものを数値化してもので、時間ではなく筆記量に着目したところが文具メーカーならではだなと感じた。

何事もやる気を出すというのは大切で、さらにそれを持続させることもまた大切だ。大切だと分かっていても出来ないのが人間で、さらに難しいなと思う。

私も一昨年にタバコをやめてから体重がかなり増えたが、増えた体重を落とすのに現在四苦八苦している。運動を継続するのはなんとか頑張っているのだが、日々の運動量を増やし続けるのがなかなか難しい。

楽をするのは簡単なのだが、継続して努力するのは難しい。私も自分の中のやる気スイッチを探して、押し続ける努力をしたいと思う。