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【文具活用術】軽量・便利な『竹ゆびわ』で『自分名刺』をサクサク折る

特にこれといって特徴があるわけではないが、持っていると便利な道具というものがある。紙をめぐる指サックなどがその一例だが、同じく指にはめて使うシンプルな道具を手に入れた。これが非常に重宝する道具だった。

紙を折るのに便利な「竹ゆびわ」

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先日、文具王の高畑正幸さんの書かれた 「究極の文房具カタログ」という一冊を読み、一目で気に入った道具があった。それが竹で作られた「竹ゆびわ」という道具だ。

人差し指の先につけて使う道具で、紙を折る時に指を傷めることなく折ることができる。特に厚手の紙を折る時には非常に有効だ。

また、定規やペンなどを使った場合に比べて、紙の痛みが少なく綺麗に折ることができる。竹の表面は滑らかで滑りが良いため、想像以上に綺麗に素早く折ることができて重宝する。

人差し指が入る太さの竹があれば、自分で切っても作ることができる。竹が簡単に手に入る方は自作するにも良いだろう。値段を考えるとその方が経済的なのだが、ホームセンターに買いに行って自分で加工をするということを考えると、それほど高い買い物ではないのかなとも思う。

使い込んでいくうちに色が変わってくるだろうと思われる点も、使い込むほどに愛着が湧いてくるだろう。

ただし、男性としては標準的だと思われる私の指でも、人差し指の第一関節までようやく入る太さだった。自然の竹なので太さにばらつきはあるだろうが、指が太い方は自作するか親指・人差し指・中指で掴んで使うという方法を考えた方が良いかもしれない。 

リーブル 竹ゆびわ

リーブル 竹ゆびわ

 
究極の文房具カタログ

究極の文房具カタログ

 

「自分名刺」を折ってみたら快適だった!

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会社の名刺以外に、自前で製作して持ち歩いているのが「自分名刺」。 私が勤める会社では独自の名刺を作ることができないので、自分を印象付けるために渡すことが多い。

両面見開きで二つ折りの名刺だが、納品は一枚の両面印刷された名刺として届く。これを一つ一つ自分で追っていくのだが、名刺に使われている紙は厚いのでなかなか綺麗に折れないし難儀する。

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その作業を「竹ゆびわ」を使って行ってみたら、今までの苦労がウソのように簡単に正確に折ることができるようになった。これはすごい。折り目も綺麗でスレもなく、あらかじめ機械で折られたような美しさがある。

折る作業自体にインパクトがあるので、渡す相手の眼の前で折ってみるというのも良いかもしれない。ただし、渡す相手が多い場合には一枚だけ眼の前で折リ、他の方にはあらかじめ折っておいたものを渡すという工夫は必要だろう。

あらためて「自分名刺」をご紹介

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「自分名刺」は二つ折りになった両面カラーの名刺で、名刺というよりもメッセージカードと呼んだ方がわかりやすいかもしれない。二つ折りにして渡すので、普通の名刺よりもかさばるが、それだけインパクトは大きい。

記載されているのは、出身地や自分の好み、趣味や特技などの他に、ブログのアドレスやメールアドレスなどが両面に印刷されている。二つ折りになった部分を広げるとそれらの自己紹介が並んでいて、裏面にはブログのURLとメールアドレスが並んでいるという仕様だ。

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普段は会社から支給されている名刺を使っているが、プライベートで知り合いになった方にはこちらの名刺を渡している。相手にとっては「どこの会社で何をしている人か」ということよりも、「どんなことが好きでどのような人なのか」というパーソナリティの方が重要だと考えるからだ。

また、文具店巡りが好きで時々取材を行わせていただくことがあるが、そんな時にはこの「自分名刺」を渡して写真撮影の許可をいただくようにしている。それがブログを書く上でのマナーだと思うし、「自分名刺」を見てもらうことで話が弾むことも多い。

価格的にはネットなどの格安名刺よりも高額だが、効果は値段以上のものがあると思う。

ご興味がある方は、製作元のまるみ名刺プリントセンターにお問い合わせをお願いしたい。社員10数名ほどの小さな会社ながら、丁寧な対応と仕上がりには定評がある会社なので色々な相談に乗ってもらえるだろう。

その際には「ポレポレとうさんの作った『自分名刺』の問い合わせ」と言い添えてもらえると、話が割とすんなりと通じるかもしれない。

marumi-print.jp

「モレスキンのある素敵な毎日」(中牟田洋子)を読んでほんわかと過ごす

手帳やノートは色々な種類を持っていて、今までもたくさんの種類を使ってきた。用途や趣向が変わって使わなくなってしまうものもあるが、 モレスキンだけはさりげなく生活の中に入ってきているのが不思議だ。そんな不思議さを「なるほどそうなんだ」と気づかせてくれる書籍に出会った。

読んでいるだけで楽しくなるモレスキンのファンブック  

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http://www.moleskine.co.jp/news/nws_160916_funbook/

モレスキンが好きな方なら、既に読んでいらっしゃる方も多いのではないだろうか。今日ご紹介させていただくのは、中牟田洋子さんの書かれた「モレスキンのある素敵な毎日」という一冊。モレスキンの様々な使い方を教えてくれる素敵な一冊だ。

モレスキンの愛好者は世界中にいるが、日本国内にもハードユーザーがかなりいらっしゃる。そういう方々45名の個性的な使い方を紹介しているのがこの一冊。それぞれの方の圧倒的なモレスキン愛や独特の個性的な使い方に、読んでいてググッと惹き込まれてしまう。 

旅ノートありレシピノートあり絵日記ありと使い方は様々だが、どれも圧倒的な迫力で読み手に迫ってくるような感じを受ける。それでいて決して押し付けがましくないのは、中牟田さんの取り上げ方が巧みだからだろう。

中牟田さんはこれまでも「モレスキン 「伝説のノート」活用術〜記録・発想・個性を刺激する75の使い方」や「モレスキン 人生を入れる61の使い方」を共著として書かれている。 2冊とも読ませていただいたが、モレスキンに関する情報や使い方が深い部分まで掘り下げられた書籍だと感じた。

今回は中牟田さんお一人での著書だが、以前の2冊と比較してより幅広い内容になっているような気がする。的確に表現することが難しいのだが、モレスキンありきではなくモレスキンを使っていること自体を楽しもうという雰囲気が伝わってきた。

モレスキンを使ったことがなければ「一度使ってみようかな」と思わされるし一冊だし、既に愛用しているのであれば「こういう使い方もあったんだ」と気づきをもらえる一冊だと思う。

私も講習会用の専用ノートとして使っているが、それだけではもったいないなということに気づかされた。旅の手帳でも良いし好きなことのスクラップブックでも良いので、ページをめくるだけで幸せな気分になれる何かを探してみたくなった。 

モレスキンのある素敵な毎日

モレスキンのある素敵な毎日

 

旅のガイドブックを読んでいるような感覚が素敵だ 

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この本は不思議な一冊だ。モレスキンという商品の使い方を紹介している書籍なのに、旅のガイドブックを読んでいるような感覚にとらわれるからだ。それだけ、掲載されているモレスキンが多種多様であり、それぞれに独自の世界観みたいなものがあるからかもしれない。

手帳関係の書籍だと事細かいハウツー物も見かけるが、本書はモレスキン自体の魅力を伝えながらも、使っているシーンが思い浮かぶような内容になっていて楽しい。自分の手帳を広げてあれこれと考えるよりも、この本を見ながらあれやこれやと空想するのに向いている。

寝る前にパラっと広げて、ゆったりとした気持ちで読むのが良い。そうすることでほんわかとした気持ちになって、何だか寝つきも良くなるというのは文具好きの特徴なのだろうか。 

中牟田さんのモレスキン・ファンサイトも、併せてご覧ください。モレスキン愛に満ちた素敵なサイトです!
Moleskinerie | モレスキナリー