クラウドファンディングで資金を集めるのは、小さなメーカーや個人ばかりだと思っていた。ところがさにあらず、最近では大企業でもクラウドファンディングでの新商品開発を行っており人気を博している。
アナログな電子ツール「カクミル」
https://www.makuake.com/project/kakumiru/
文具の総合メーカーであるキングジムは、アナログ感覚の電子ツール「カクミル」の発売に向けて、クラウドファンディングサービス「Makuake」を利用したプロジェクトを開始した。
「カクミル」は手書きでメモを取り、アラームで書いたことを教えてくれるという商品だ。キッチンタイマーをセットしておいて、半熟のゆで玉子を作るような感じだろうか。いや、ちょっと違うが似た感じだろう。
クラウドファンディングには色々なサクセスパターンがあるが、今回は目標金額に達したときのみ製品化を行う「All or Nothing」という形式でプロジェクトだ。資金を集めるというよりも、市場のニーズを確認することが一番の目的なのかもしれない。
https://www.makuake.com/project/kakumiru/
「カクミル」は電子パッドのように、思いついたらすぐにメモをとれるというのがとくちょうのひとつ。デジタルツールながら、紙のメモ帳と同じような感覚で使うことができる。
また、メモを忘れないようにアラームや画面表示でブッシュ通知してくれる機能があるので、スケジュールやToDo管理をしっかりと行うことができるだろう。
https://www.makuake.com/project/kakumiru/
「カクミル」は「メモ」「ToDoリスト」「カレンダー」「時計」「電卓」の5つの機能を搭載しているので、デスクにおいておけば何かと役立ちそうだ。
昔は机の上に日めくりカレンダーとメモ帳、ボールペンがセットになった文具が置いてあったが、その現代版とも言える面白い商品だと思う。