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クラウドファンディングで商品化を!キングジムの電子ツール「カクミル」

クラウドファンディングで資金を集めるのは、小さなメーカーや個人ばかりだと思っていた。ところがさにあらず、最近では大企業でもクラウドファンディングでの新商品開発を行っており人気を博している。

アナログな電子ツール「カクミル」

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https://www.makuake.com/project/kakumiru/

文具の総合メーカーであるキングジムは、アナログ感覚の電子ツール「カクミル」の発売に向けて、クラウドファンディングサービス「Makuake」を利用したプロジェクトを開始した。

「カクミル」は手書きでメモを取り、アラームで書いたことを教えてくれるという商品だ。キッチンタイマーをセットしておいて、半熟のゆで玉子を作るような感じだろうか。いや、ちょっと違うが似た感じだろう。

クラウドファンディングには色々なサクセスパターンがあるが、今回は目標金額に達したときのみ製品化を行う「All or Nothing」という形式でプロジェクトだ。資金を集めるというよりも、市場のニーズを確認することが一番の目的なのかもしれない。 

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https://www.makuake.com/project/kakumiru/

「カクミル」は電子パッドのように、思いついたらすぐにメモをとれるというのがとくちょうのひとつ。デジタルツールながら、紙のメモ帳と同じような感覚で使うことができる。

また、メモを忘れないようにアラームや画面表示でブッシュ通知してくれる機能があるので、スケジュールやToDo管理をしっかりと行うことができるだろう。

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https://www.makuake.com/project/kakumiru/

「カクミル」は「メモ」「ToDoリスト」「カレンダー」「時計」「電卓」の5つの機能を搭載しているので、デスクにおいておけば何かと役立ちそうだ。

昔は机の上に日めくりカレンダーとメモ帳、ボールペンがセットになった文具が置いてあったが、その現代版とも言える面白い商品だと思う。

www.makuake.com

【新商品情報】専用スマートフォンアプリを使うデジタル連携型手帳「スマレコダイアリー2019」

来年のカレンダーと同じく、ダイアリーも続々と2019年版が発売され始めている。スマホでスケジュール管理が容易にできるようになってきたので、アナログな手帳はどのように差別化を図るかが課題だと思うが、ナカバヤシからはデジタルと連携した手帳がリニューアルされて販売される。

デジタル連携型手帳 

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写真用のアルバムや小物収納ボックスでも数多くの商品を販売しているナカバヤシ。ダイアリーも毎年販売しているが、来年用のデジタル連携型手帳「スマレコダイアリー2019」を8月中旬から販売する。

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スマレコダイアリーは、スマホの専用アプリを使って手帳の内容を取り込んで管理する商品だ。スマホとの差別化を図るのではなく、スマホと連携して手帳を活かそうというアイデアが面白い。手書きで書き込まれた手帳を専用アプリの入ったスマホで撮影すると、各日付の欄内に予定の書き込みがあるかどうかを人工知能AIが判断し、予定のある日付のみを切り分けてデータ化し保存する。

ナカバヤシは人工知能(AI)を活用した新聞スクラップ用ペンを数年前に開発しており、スマホを使って情報を取り込む方法を得意としているようだ。

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スマレコダイアリ−2019は、手帳サイズ、B6サイズ、A5サイズがあり、全7パターン9品目がラインナップされている。価格は300円(税別)から1500円(税別)。月間カレンダー、週間カレンダー、詳細を記録するノートなどを組み合わせて利用できる。

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アプリ画面はシンプルなデザインで、画面の向きも縦画面なので片手で操作がしやすそうだ。また、月間カレンダー画面などを撮影した時に、書き込みがある日付だけがアプリに登録されるようになっている。手書きの情報をそのままカレンダーにプロットしてくれるので、図や絵文字を使ってのメモも活きてくるだろう。

アナログの良さとデジタルの便利さを共存させた、他とは差別化を図った面白い商品ではないだろうか。