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「手話通訳者全国統一試験」受験時の注意点

昨年2022年度の手話通訳者全国統一試験にギリギリの点数ながら幸いにも合格することができました。一年前を思い起こして、筆記や実技に関しての記事を2日続けて書かせていただきましたが、最後に実際の受験に際しての注意点などを書かせていただきます。

可能であれば下見をする

私が指定された試験会場は自宅から1時間ほどかかる場所にあり、今まで乗ったことのない路線だったり乗り換えが多かったりと少々面倒なルートでした。また、会場周辺の様子も分かりませんでしたので、試験2週間前の週末に実際の集合時刻に合わせて会場まで行ってみました。

実際に行ってみると、交通経路や街の様子もさることながら、会場の建物に入ることができましたのでそれだけでも気分的に楽になりました。試験会場に行くのが初めての方にはおすすめです。

テキストを持参する

すでに受験経験のある方はご存知だと思いますが、試験会場に入ったら試験終了まで建物を出ることができません。事前に配布される書類にもその旨が書いてありますので、昼食を近くのコンビニで買ったり自宅からお弁当を買ったりするという方法を取ることになります。

また、受付を済ませると、スマホやスマートウォッチなどは電源を落としてバッグに入れなければなりません。試験開始までの時間や休憩時間などに試験に備えるためには、紙媒体のテキストを持参するのが基本です。私はどうしたことかテキストを持参しなかったため、筆記試験の前におさらいをする事が出来ませんでした。ちょっとしたことですが要注意です。

ただし、テキストを忘れて何もしないわけにはいきませんので、試験官が話していることを手話表現してみたり、今まで見た動画の読み取りを頭の中で行ったりと、実技に向けたイメージトレーニングを行なったことは結果的に良かったと思っています。

そのほかのちょっとしたこと

私は試験の際に知人や友人が一人もいませんでしたので、淡々と試験を受けて、黙々と昼食を済ませ、休憩時間は心静かに過ごすようにしていました。一方で、手話仲間と一緒に受験される方の中には、筆記試験内容の答え合わせをしたり二人一組で実技試験の練習をしたりする方もいらっしゃいました。仲間と話をすると落ち着くという面もあるでしょうが、自分のペースで準備をすることができなくなるという面もあろうかと思います。そのあたりの調整を上手に行うことをお勧めします。

また、実技は一人ずつ部屋に通されてビデオカメラの前に座り、画面に流れる動画を見ながら表現や読み取りを行うことになります。どうしても緊張する場面ですので、入室する前に少しでもリラックスしたいですよね。そんな時には「吐く息を意識しながら深呼吸をする」ということを行なってみてください。私たちは落ち着くために深呼吸をしますが、息を吸うことに意識を向けると体に力が入ってしまいます。息を吐くことに意識を向けて、ゆっくりと長く息を吐くことで心身ともにリラックスします。一度お試しください。

試験まであと一ヶ月ほどですね。昨年受験して気になったことなどを書かせていただきましたので、少しでも参考になれば嬉しいです。受験される皆様、頑張ってください!

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