今週のお題「今年買って良かったモノ」
会社員になって初めて名刺を作ってもらった時は、これでようやく一人前の会社員になったなと思った覚えがある。私が就職した30年ほど前は、営業以外の新入社員に名刺を作るという習慣が会社になかったので、ある程度年数が過ぎないと作ってもらえなかったからだ。
今ではさすがに何の気なしに名刺をやり取りするようになったが、それだけ名刺は当時憧れのアイテムだった。
名刺をスマートに持ち歩く文房具
最近使い始めたのが、「ロンド工房 カードリッジ プロ」という商品。名刺入れを常に持ち歩いている人にとっても、予備の名刺を入れておくのに便利なアイテムだ。
レザー調の紙で作られたこのアイテムは、名刺などを5枚程度まで入れておくことができる。5枚という収納力は少ないような気がするが、「まさかの時の備え」としては必要十分だろう。
活用シーンとしては、例えば手帳の最後に挟んでおいて、名刺入れを忘れたときに使うという方法があるだろう。また、打ち合わせの最中に名刺交換の必要が出てきたときなどに、鞄から名刺入れを取り出すよりもスマートに出すことができると思う。
さらに、予備として名刺を数枚持ち歩くのであれば、定期入れに入れたり手帳にむきだしで挟んでおくよりも名刺がきれいに保存できるというメリットもある。
持っていて安心のこのアイテムは色も数種類そろっているので、自分の好みに合わせて使ったり、各種カード入れと色分けをして使ったりすると便利かもしれない。
プライベートな名刺を作ってみようかと思う
仕事の名刺以外で個人的な名刺を作っている人は、私の周囲でも案外多い。そういう人はプライベートでもいろいろな活動を行っていることが多いし、仕事とは別な肩書きを持っているという場合も多い。
若い人なら個人的な連絡先として携帯番号やメールアドレスを入れて作るのも良いだろうが、私のような中高年になるとやはり何かしらの肩書きがある場合に作ることが多いだろう。
仕事以外で知り合う人に住所やメールアドレスを教えるという機会は少ないし、そういう機会があったとしてもメモで伝えることがほとんどだ。しかし、名刺ではなく自作のカードのようなものであれば、メモを渡すよりもスマートなのかもしれない。
また、仕事で知り合った方にも会社の名刺とともに趣味のことなどを書いたプライベートな名刺を渡せば、相手に与える印象もより深くなって良いかもしれない。ブログの名前とペンネーム、ブログのアドレスだけのカードであれば、個人としての自分を知ってもらえる良い機会かもしれない。
近いうちにプライベートカードを作って、仕事の時に会社の名刺とともに渡してみたいと思う。
この記事を拝見して購入しました
今回ご紹介した商品は、 三森さん (id:yuki3mori)が書かれている「 ゆるふわいずむ」の記事を拝見して「これだ!」とばかりに買い求めました。
三森さんの書かれる記事はいつも興味深い内容で、文房具をキーとしていろいろな話に広がっていくのが楽しいなと思います。また、文章もふわっと温かくてとても読みやすいんですよね。こういう文章を書くことができるというのは素敵なことだなと思いつつ、自分には絶対無理だなとも思います。