アポロ計画全盛期に少年時代を過ごした世代は、年齢を重ねてもどこか宇宙に想いを馳せる人が多いような気がする。私もその一人だが、いまだにアポロの月面着陸機の模型を見ると当時のワクワク感を思い出す。
そんなワクワク感を思い起こさせてくれるお店が、東京浜松町の世界貿易センタービルにある。ちょっと不思議な雰囲気のあるお店だ。
■その名もズバリ「宇宙の家」
世界貿易センタービルの14階にあるのが、宇宙関連グッズを販売している「宇宙の店」。宇宙食などのグッズを販売しているデザイン会社「株式会社ビー・シー・シー」の実店舗だ。
店舗といってもこのフロアはもともとメディカルセンタと名づけられていて、様々な医院が揃っている。それだけに突然宇宙関係のショップが現れるというのは、とても不思議な印象を持つ。
実際にエレベータホールや廊下はとても静かで、お店の入り口もどことなく事務所に雰囲気が漂っている。それでも中をのぞくと宇宙関連グッズが棚にぎっしりと並んでいて、多少入りにくい雰囲気があるもののわくわくしながら入店した。
■さすがの品ぞろえ
http://jaxagoods.net/hpgen/HPB/entries/30.html
店内には他にお客さんがいなかったのでひっそりとしていたが、店内に一歩入るとそこは宇宙用品の世界。宇宙食からストラップ類まで、さすがに「宇宙の家」というなのとおり充実した品揃えのお店だった。
天球儀やロケットの模型など、宇宙好きやロケット好きの方々には垂涎の品物ばかりなんだろうなと思う。いや、逆に好きな方にとってはここで販売されている商品はすでにおもちなのかもしれない。
こういった品物というのは、例えば筑波のJAXAなどでしか販売されていないものも多いと思うので、通販以外ですぐに買えるというのはありがたいことかもしれない。
場所は空港モノレールの始発駅でもある浜松町。近くにはポケモンセンターもあるので、東京旅行の記念にもお土産探しにも良い場所ではないだろうか。宇宙好きの方がいらっしゃれば、機会を作って一度このお店を訪れて欲しい。
◇「宇宙の店」
住 所 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル14階
営業時間 9:00~17:40
定休日 土日祝日