クリスマスにはまだまだ時間があるが、そろそろ気になってくるのも毎年今頃のこと。むすこが幼いころはサンタさんからの手紙をどうしようかと考え始める時期で、昨年からは毎週通っている手話講習会でのクリスマス劇のことが気になってくる。
昨年は絵本を題材とした手話劇を行ったが、本好きなだけに素敵な絵本に出会うとウキウキとしてしまう。
■ちょっとユーモラスなサンタさんのお話
むすこが幼い頃には毎晩絵本の読み聞かせをおこなっていて、そのは習慣小学校中学年まで続いた。さすがに小学生になると絵本だけを読み聞かせるというわけにもいかないので、「ドリトル先生シリーズ」などを少しずつ毎晩読み聞かせしていたことを思い出す。
その影響があるのか、むすこも私に負けずとも劣らない本好きに育ってくれて、最近ではお互いに良いと思った本を勧めあうようになったのが嬉しい。
絵本を読み聞かせしているといろいろな絵本に出会うが、ちょうど今頃からクリスマス関連の絵本が書店などでも増えてきて、手帳の販売開始の後はクリスマス関連絵本の販売開始が続いてくるような気がする。
昔から読み継がれている絵本もあれば、最近新しく発売された絵本もあるが、絵本自体の販売数というのは書籍全体の販売数に比べるとそれほど多くはないようだ。だからこそ、長く読み継がれる絵本というのは万人を惹きつける力があるんだろうなと思う。
今回新たに出会った絵本「サンタクロースと50ぴきのトナカイ」という絵本は、絵の可愛らしさも相まって多くの人を惹きつける絵本になるのではないかと思う。ストーリーもシンプルながらテンポ良く話が進み、読み聞かせてもらっている子どもたちもクリスマスの夜に向けてワクワク感が高まるような内容だ。
私が絵本を見る時にはどうしても「読み聞かせる」というイメージで手に取るため、自分が読んでも読みやすくて、自分が読んでも楽しめる絵本を選んでしまう傾向にある。だから、むすこが幼い頃も本人に絵本を選ばせるのではなく、二人で本棚に並んで首っ引きで絵本を探すということの方が多かった。
クリスマスシーズンには脚光を浴びるサンタクロースとトナカイが、そのほかの季節には何をやっているんだろうという素朴な疑問に答えてくれるこの絵本。親子で読んで楽しむにはうってつけの一冊だと思うし、手話劇の題材としても良いなと思っている。
サンタクロースと50ぴきのトナカイ〔大型本〕 (サンタクロース島のサンタクロース)
- 作者: エアーダイブ
- 出版社/メーカー: ダイブックス
- 発売日: 2011/10/31
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
■こんな絵本もおススメです
サンタクロースの一年を綴ったこの絵本。子供たちにとってはワクワクドキドキの一冊だと思います。こちらもぜひ。