東京駅近くにはいろいろな雑貨店や文房具店があるが、欲しいものがある時には丸善本店に行くことにしている。先日も外出時にフリクションペンの替え芯が切れたことに気づき、丸善本店の文房具売り場に足を運んだ。たいがいのものは揃う文房具売り場にはしっかりと替え芯が並んでいたが、ふと目を向けた先に面白い付箋紙が置いてあった。
ロールになって使い勝手が良くなった付箋紙
コロンとした形状のテープが、ヤマト株式会社の「メモックロールテープ」という商品。ヤマト糊で有名な会社が作った、付箋紙のようなロールテープだ。私が購入したのは2色タイプだが、他にも複数色のものがあったりテープ幅が細いものなどいろいろと取り揃っている。
テープは透明ケースの中に入っていて、使う分だけテープを切るようになっているので長さを自由に変えることができる。また、テープ全体に付箋紙と同じ弱粘着性の糊がつけられているので、貼っている間はひらひらすることがなく、剥がした時にも糊が残らない。
表面には文字を書くことができるので、接着面を折ってクリアファイルに貼ればインデックにもなる。手元にあるメモックロールテープをピッと切って折って貼るだけなので、インデックスシールを探して貼るよりも手軽だ。
テープ幅も太いものと細いものとが揃っているので、手帳や資料の重要な部分をマーキングすることもできる。また、黄色いテープであればコピーをしても写らないので、資料をマーキングしたままコピーを取ることもできる。
私はスマホ用の充電ケーブルにマークとして巻きつけてみたが、どこにあるかが一目瞭然でわかりやすくなった。複数のケーブルを引き出しなどに入れている場合には、巻きつけたテープに「スマホ」「カメラ」というように書いておくと間違わずに済むだろう。
もちろん、通常の付箋紙のようにメモを書いて貼っておくのにも良いし、アイデア次第でいろいろと使える道具だと思う。
丸善本店は店内を見ているだけでも楽しい
東京駅丸の内北口からすぐの場所にあるのが、大手書店の「丸善 丸の内本店 」。「丸の内 oazo」の中に入っていて地下鉄への通路にもなっているので、移動の途中に立ち寄ることもできて便利だ。
丸善の4階にあるのが文房具売り場。書籍もここにないものはないというほどたくさんあるが、文房具類も豊富に揃っている。基本的には必需品がずらりと並んでいるが、時々「文具大賞フェア」なども行っていて見ているだけでも楽しい。
先日久しぶりに覗いてみたら、文房具売り場へのエスカレーターを降りたところに「手塚治虫書店」というコーナーができていた。様々な書籍やグッズが置いてあるので、ファンにとってはたまらないコーナーだろう。
懐かしい鉄腕アトムの絵柄が入ったペンケースやミニバッグ、ストラップなども所狭しと並んでいる。これだけを見るために、丸善丸の内本店に足を運んでも良いかもしれない。