文房具好きとしていろいろな筆記用具を持っているが、値段的には安価なものが多い。それでもお気に入りの筆記具を持ち歩くことは、仕事をするうえでのモチベーションアップにもつながっているし、事務系サラリーマンにとって筆記用具は大切な道具でもある。
そうなると自然とペンケースにもこだわりが出てくるので、さまざまな種類のペンケースを見ているだけでも楽しい。今月、キングジムから発売されるペンケースも、かなり興味をそそられる商品だ。
スーツの内ポケットにも挿せるペンケース
今月2月17日にキングジムから発売されるのが、「はさめるペンケース ペンサム 2001 」という商品。大きめのタイプと2本挿しのタイプとがあるが、個人的には2本挿しのタイプに興味津々だ。
大きめのタイプも小さめのタイプも、それぞれノートや手帳にはさめるようになっていて、ちょっとしたことだが案外便利な機能だと思う。ノートなどに差し込むためのフラップには磁石が内蔵されているので、パタンという感じで挟み込んでくれるのだろう。知らないうちに落としてしまうという心配はなさそうだ。
小さめのタイプは手帳にもスーツやジャケットの内ポケットにも挿せるので、ペンだけを持ち歩く時には便利だろう。「内ポケットにそのまま挿せば良いじゃないか」 という声も聴こえてきそうだが、あえてペンケースに挿して持ち歩くのが粋だと思う。お気に入りの万年筆などに傷がつくのも防ぐことができる。
普段はたくさん入るペンケースを持ち歩き、外出先では必要なペンだけを持ち歩く。そんな使い方も試してみたい。いまから発売が楽しみだ。
大きめのタイプ「はさめるペンケース ペンサム 2000」については、文房具ライターのフミヒロさんが記事にされているので、そちらをぜひ参考にしていただきたい。
持ち歩きに便利なペンケースといえばこれ
私が普段愛用しているのは、ちょっとオシャレで変わった形状の「スタンドアップ ペンケース」という商品。形状がそのまま商品名となっている。
企画・販売を行っているのは「grain」という文房具系のメーカーだが、スタイリッシュなスタンドカードケースなども販売しているメーカーだ。
デスク上で自立するだけではなく、ベルトに通して持ち歩けるようにもなっているので、イベントの時などには重宝するかもしれない。
私は普段スーツを着て仕事をしているので、残念ながら今のところベルトに通して使う機会がない。夏になって上着を着ないクールビズになったら、一度試してみようかと思う。
ペンケースはいろんな意味で必需品だと思う
文房具好きの方は必ずといって良いほどペンケースを持っているが、周囲を見渡してみるとペンケースを持っている人が意外と少ない。
職場のデスクや引き出しにはこれでもかというほどペン類を入れている人でも、会社の行き帰りにペンケースを持ち歩いていないことが多い。持っていたとしても手帳に取り付けたボールペンだったり、ビジネスバッグの内側にペンを挿していたりするぐらいだろう。
ペンケースを持ち歩いている人は筆記用具を大切にしている人でもあり、自分好みのペンをチョイスして買っている人でもあるだろう。愛着があればあるほど職場や家庭に置きっぱなしにしないし、時間があれば取り出して何かしら書き留めるということをしているのだろう。
最近では屋外で筆記用具を使う機会が少なくて、何かを書き留めるのにもスマホなどを使うのが一般的になっている。それはそれで便利なのだが、大きめの付箋紙に書き留めておいて、それを手帳に貼り付けて整理するという方法もなかなか便利だ。
ちょっとしたクリップなどを入れておいても良いし、コンパクトなハサミなどを入れておいても良いだろう。ペンケースはそういう意味でも便利な必需品だと思う。