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【新商品情報】スマホが立てられるペンケース「SmaPop(スマポップ)」がサンスター文具から登場

ユニークな商品というのは、思わず手を止めて見てしまう。それが自分のなかでヒットするかどうかは人それぞれだと思うが、どうしてこういう商品を思い付いたのかということが気になるときもある。サンスター文具から登場したペンケースは、まさにそんなことが気になるユニークな商品だ。

スマホを立てるために作られたペンケース

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ユニークで便利な文房具を、数多く発売しているサンスター文具。思いがけない発想が光る文具メーカーだが、今回はスマホを立てられるペンケース「SmaPop(スマポップ)」を12月中旬に発売する。予定価格は780円(税別)、カラーバリエーションはクリア、ホワイト、ブルー、ミントグリーン、ピンク、バイオレットの6色だ。

商品のキャッチコピーが「デジタルネイティブ世代の新定番」となっていて、スマホを常に持ち歩いているだけではなく、情報デバイスとして使っている人向けの商品となっている。

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大きさは「193mm×36mm×65mm」と、プラスチック製のペンケースとしては少し厚みがあるように感じられる。その厚みの分がスマホを立てる部分になっているので、まさにスマホを立てるためのペンケースだと言えるだろう。

しかし、厚みのある部分の内側に、細い付箋を入れておくなどの工夫もできそうだ。少し武骨なデザインだとも言えるが、カフェなどでスマホを立てておいたり自宅で目覚まし時計として使うときにはかなり効果を発揮しそうだ。

「こんなペンケースが有れば良いな」というものを、そのまま形にしたのがこの商品。ヒットする人には、間違いなくど真ん中にストライクの商品ではないだろうか。

コンテストから生まれた商品

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今回ご紹介したペンケースは、サンスター文具が開催している「文房具アイデアコンテスト」から生まれた商品だ。「第22回文房具アイデアコンテスト」のテーマは『ON』。このキーワードで連想できる商品をアイデアとしてエントリーするというものだ。

シンプルなプラスチック製ペンケースにシンプルな付加価値を『ON』しました。ペンケースの収納だけでなく、スペースの有効活用など、スマートフォンをペンケースの上に置くことがON/OFFの気分を切り替える一つのルーティンになれば良いかと思います。

受賞作品に添えられた商品コメントには、このような内容が書かれている。なるほどそのとおりだなと思うとともに、こういったアイデアが浮かぶこと自体がすごいなと感心してしまう。

【新商品情報】驚きの文房具がクラウドファンディングで登場!天才ジオラマアート作家の「落書き錯視ノート」

 アイデアというのは、じっーと考えていただけでは思い浮かばないことが多いようだ。常にいろいろなことに興味を持ち、出会いや情報を求めて積極的に行動する。そうすることで初めて、「ひらめき」が訪れるのだろう。そして、ひらめいたアイデアを具現化する力もまた、常に積極的に行動しているからこそ生まれるのかもしれない。

いまだかつてないクラウドファンディング文具の第二弾! 

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文房具関係で素晴らしい"ひらめき"をする人と言えば、ノベルティ研究所の高木芳紀さんもそのお一人だろう。文房具好きが集まる文具祭りを企画・開催するなど、文房具好きには有名な方だ。

元々、渋谷の老舗文具店つばめやで通販部門を中心に活躍していた高木さんは、今年4月につばめやの名入れノベリティ部門を”のれん分け”の形で承継し独立した。つい先日はクラウドファンディングで「日めくり付箋カレンダー『himekuri』」」をエントリーし、あっという間に目標額を達成したというアイデア豊富な方だ。

その高木さんがクラウドファンディング第二弾としてエントリーしたのが、天才ジオラマアニメーターとのコラボ商品「錯覚落書きノート『NOUTO(ノウト)』」だ。

今回も既に目標額を達成しているヒット商品になっているが、天才ジオラマアニメーターのMozu君とのコラボが大きな鍵となっている。

www.makuake.com

若き天才ジオラマアニメーターMozu君

今回、高木さんと一緒にクラウドファンディングにエントリーしているのが、19歳の天才ジオラマアニメーターMozu君。彼の作るジオラマはテレビでも数多く取り上げられているので、ご存知の方も多いだろう。高校生の時に卒業製作として取り組んだ超緻密なジオラマが話題となり、YouTubeでも桁外れの再生回数を誇っている。 

ものすごすぎて思わず見いってしまうが、これほどまでに精巧なジオラマを作るためには持って生れた何かがあると思わざるを得ない。それほど精巧で素晴らしい作品群だ。

2017年10月30日には、彼の作品を集めた「MOZU 超絶精密ジオラマワーク」が発売された。事前にテレビなどで取り上げられていたということもあり、発売10日で増刷になるほどの人気だという。確かに見ているだけでワクワクする一冊だ。

こういった「ワクワク」を私たちは求めているのだろうと思うし、それを商品化することは世の中のニーズを上手に拾い上げているということだろう。

MOZU 超絶精密ジオラマワーク

MOZU 超絶精密ジオラマワーク

 

どんなノートが出来上がるの?

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それほどまでにジオラマの製作に長けているMozu君だが、ジオラマだけではなく精巧なトリックアートを描くこともできる。こちらも天才的な出来映えだ。それを見た高木さんが商品化について親御さんを含めてアプローチし、数年越しでクラウドファンディングにエントリーしたのだ。

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 今回製作されるのは、一見普通のノートに見える32ページの大学ノート。しかし、ページを開くとそのページ毎に様々なトリックアートが描かれているという作品集のようなノートだ。

前回のクラウドファンディングでは、「付箋の日めくりカレンダー」をエントリーした高木さん。今回は「ノートのような作品集」であり、「作品集のようなノート」を作るという実にワクワクする取り組みがすごいと思う。

こうゆう"ひらめき"が出来ない身としては、素晴らしいひらめきと技術に敬意を表して、クラウドファンディングを応援することにしたい。