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読み聞かせをじっと聞いてくれる「読書犬」という存在

先日、ラジオの情報番組で「読書犬」が紹介されていた。東京・三鷹市立図書館で行われているが、子どもたちの共感力が育まれる試みのようだ。

「読書犬」とは?

東京・三鷹市の三鷹市立図書館では、「わん!だふる読書体験」の愛称で「読書犬」への読み聞かせ体験を行なっている。「読書犬」とは読み聞かせをじっと聞くよう訓練された犬のことで、フィンランドやアメリカなどでは以前から常駐している図書館も多くあるようだ。

三鷹市裏図書館が小学生を対象として「わん!だふる読書体験」を始めたのは2016年。新型コロナウイルスの蔓延によって一時中断されていたが、昨年2022年9月から再開された。図書館を訪れて読み聞かせを聞いてくれる読書犬は、日本動物病院協会の認定を受けており、飼い主とともにそれまでも病院や高齢者施設などでボランティア活動をおこなってきているようだ。

「読書犬」は子どもたちの読み聞かせをじっと聞いてくれるが、読み間違いを指摘するわけではないので、読み聞かせをする子どもたちは間違いを指摘されたり相手の反応を気にしたりする必要がなく、安心感を持って音読できるうえに達成感も得られるとのこと。三鷹市立図書館では「ふれあい教室」と称して犬への接し方を教えたうえで、子どもたちが犬が見やすい大型絵本を選んだり朗読の練習をするなどの準備期間を経た上で実践しているようだ。

私もむすこが幼い頃には、ほぼ毎日絵本や物語の読み聞かせをしていた。それもあってむすこは大人になった今でも読書好きでいろいろな本を読んでいるようだが、「読み聞かせを聞いてあげる」ということも必要だったのかなと思う。三鷹市立図書館の「読書犬」への読み聞かせ。とても興味深い取り組みだなと思う。

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