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「笑う門には福来る」なのだがなかなかどうして

オムライスは定期的に食べたくなるメニューのひとつだ。私が子どもの頃の昭和40年代は、オムライスと言えばデパートの食堂などいわゆる銀皿食堂に行かないと食べられなかったので、今でも憧れに近いイメージがある。値段にかかわらず、気持ちが豊かになったような気がするメニューだ。

先日も「今日はオムライスの気分だな」と思い立ち、お昼時にいそいそと洋食屋さんに入った。玉子がトロッとしていてとても美味しくて、心のなかでニコニコしながらいただいた。私の回りにもオムライスを食べている中高年の方が数名いらっしゃったが、きっと心の中でニコニコしているのだろうなと思った。

美味しいものを食べると、心の中だけではなく実際に頬が緩んでニコニコ顔になるし、素直にそうしたほうが食事もさらに美味しく食べられるというものだ。しかし、食事を提供する側のお店では、笑顔で応対してくれるお店が案外少ない。事務的に案内をして、注文を淡々ととり、無表情のまま配膳。支払うときも「ありがとうございます」という言葉と裏腹に、笑顔のひとつも出てこないという場合が多い。「笑ったら損だ」とばかりの対応は残念だ。

私は実家が個人経営の文房具店だったが、日頃から両親は「笑顔はお客さんへの一番のお礼だ」と話していたし、実際に常に笑顔でお客さん対応をしていた記憶がある。小さな町の小さな文房具店だったので、普段の近所付き合いもあったのだろうとは思うが、両親もお客さんもニコニコとしている店内は子どもの私にとっても居心地の良い場所だった。

今でも街の「食堂」に行くとニコニコと笑顔で迎えてくれるお店がいくつもあるが、自然とそういうお店に足が向くのは道理にかなっているだろう。巷には飲食店の味や値段をランク付けするサイトがいくつもあるが、「雰囲気」の項目で得点が高いお店は足を運びたくなる。飲食店は味や値段だけではなく、「笑顔」も魅力のひとつだと思うがいかがだろうか。

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