職場での送別会や懇親会が無くなって久しいが、その代わりに行われるようになったのが「黙食のランチ会」だ。最初の頃は何となく場が持たなくて戸惑ったが、最近では黙々と食べてからマスクを付けて静かに話をするというスタイルが定着してきた。
先日も退職される方の送別ランチ会が行われたが、美味しい「おこわ幕の内」を食べてからマスクを付けて、今までのお礼を述べつつ今後のことなどを静かに聞くという時間を過ごした。賑やかな中での送別会もよいが、こうやって静かに話を聞くというのも貴重な時間だろう。
コロナ禍になって3回目の夏がやって来たが、感染は治まるどころか以前にも増して猛威を振るっている。最初の夏は外出するのも躊躇するような状況だったが、3回目になると悪い意味で慣れが出てきてしまい、ためらいつつも多少の外出なら良いだろうと思ってしまう。確かにコロナ禍当初の頃よりも「感染しやすい状況」が分かってきたので、ある程度対応できるという気持ちが働いてしまう。しかし、考えてみればその頃よりも何倍も多くの新規感染者が生まれてきているので、対応出来ているつもりでも上手くいっていない部分が多々あるのだろう。
感染が治まるまでもうひと踏ん張り。マスクをきちんと着けて、3密を避けて、今年の夏もまたきちんとした対応を心がけたい。
