在宅勤務やリモート勤務が定着している会社では、会議やミーティングがリモートで行われることが多くなった。リモート会議でカメラをオンにする必要がある時には背景が気になってしまうし、個室がないとなかなか集中することが難しい場合もある。そんな時に簡単に使えるコンパクトブースが登場する。
軽量でシンプルなコンパクトブース
キングジムが2022年3月25日に発売を開始するのが、使いたい時にさっと取り出して使うことのできる「折りたたみコンパクトブース」という商品だ。価格は29,800円(税別)が予定されている。
本体はプラパール製でたわみ防止パーツにはポリプロピエンが使われている。大きさは広げた時に「幅約1,040mm、奥行き655mm、高さ1,300mm」なので、デスクの前や後ろに置くとちょうど視線を遮られて集中することが出来る大きさだ。また、椅子の後ろに置けばリモート会議の際の背景にもなる。重さは約3.2kgなので折りたたんで片付けておくのも簡単にできそうだ。
価格は少々高額なので個人で購入するのはためらわれるが、職場で簡易に集中ブースを作るのであれば室内に造作をするのに比べれば安価に行えるだろう。また、小規模事業所で簡易にブースを作るのであれば、手間もかからず良いかもしれない。個人ユースというよりは法人ユースとしてお勧めの商品ではないだろうか。