新年を迎えてそろそろ一週間。いただいた年賀状への返事も、一般的には松の内の7日までとされている。それ以降は寒中見舞いとしてお礼状を送ることになるので、予備の年賀状もそこまでが役割ということになる。役目のすんだ書き損じや未使用の年賀状は、有効活用しよう。
郵便局で交換
書き損じなどで未使用となった年賀状は、郵便局に持参すると所定の手数料を引いた額で計算して新しいハガキや切手などに交換してくれる。また、年賀状だけではなく書き損じたはがきや郵便書簡、特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)も同様に交換してくれる。
なお、ポスト投函で書類や物品を送れる「レターパックライト」は360円から370円に、「レターパックプラス」は510円から520円に値上げしたが、それを新しいものに交換すると手数料がかかる。値上げ前のものを持っている場合には、差額分の切手を貼れば使えるのでその方法が経済的だ。
そのまま寄付もできる
未使用や書き損じの年賀状を、そのまま寄付として受け付けてくれる団体がある。社会貢献を考えている方はそのような活用法も検討してみてはいかがだろうか。
日本ユネスコ協会連盟
書きそんじハガキキャンペーン実施中!|公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
ミャンマーやネパール、アフガニスタンなどの子どもたちの学びの機会をつくるために使われる。
国際協力NGO シャプラニール
あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン | シャプラニール=市民による海外協力の会
寄付されたはがきなどは、バングラデシュやネパールなどの子どもの教育支援に活用される。
国際NGO プラン・インターナショナル
書き損じはがき・未使用はがきキャンペーン2022|国際NGOプラン・インターナショナル
寄付は、途上国の女の子を取り巻く問題を解決する「ガールズ・プロジェクト」などの支援に活用される。
日本盲導犬協会
書損ハガキを切手に交換し、協会の通信費として活用される。
他にも年賀状を利用した寄付先は色々とあるので、ご自身の関心のある寄付先を探してみてはいかがだろうか。