名前などをプリントして貼り付けるラベルライターは、家庭でも職場でも便利に使える道具として広く普及している。その中でもキングジムの「テプラ」シリーズは最も普及している商品だが、業務用として効率化を目指した最新機種が発売される。
ビジネスに便利な機能を搭載した最新機種
キングジムはラベルライター「テプラ」PROの最上位機種として、「ラベルライター『テプラ』PRO SR-R980」を発売する。発売予定価格は42,000円(税別)で発売開始予定日は2021年8月27日だ。また、同シリーズ対応のケーブルラベリング用テープカートリッジと「テプラ」PRO専用の収納ケースを同時発売する。
最新機種はビジネスに特化した様々な機能が搭載されているが、その一つが余白を大幅に少なくする機能だ。余白を少なくすることにより、従来機種と比べて8m巻テープで約50枚多くラベルを作れる。テープ代が削減されるだけではなく、交換する手間が省けるのも業務で使っていると助かる点だろう。
また、LANケーブルやネットワーク配線機器の管理表示用ラベルに特化した「ケーブルフォーム」が新たに搭載されていて、同時発売される「カットラベル・パンドウイット」シリーズを使うことによってケーブル表示に特化したラベル作りを行うことができる。
「カットラベル・パンドウイット」はラベル表面を保護するだけではなく、ケーブル設置後に見やすい位置にラベルを回転することができるため、社内システム管理を行なっている部署や仕事でシステム構築などを行なっている部署では非常に重宝する機能ではないだろうか。さすがに業務用テプラの最新機種だなと思う。
それ以外に、簡単に連続してテープを印刷できる機能などもあるので、職場に一台備えるのであれば非常に心強い一台になるだろう。
