シャープペンシルは学生の頃ほどは使わなくなったが、手帳にスケジュールを記入する際などには書き消しできるシャープペンシルが便利なので時々使っている。また、資格試験の時などはノートにメモをするのに使うことがあるが、時々芯を出すのにノックする必要があって集中が途切れる時もある。そんなストレスを軽減してくれる商品が発売された。
オートマチック機構の高機能シャープペンシル
万年筆などの筆記具で有名なパイロットコーポレーションは、シャープペンシルSシリーズの最高峰モデルとして「S30(エスサーティ)」の発売を2021年3月5日から開始した。価格は3,300円(税抜)という高級シャープペンシルだ。
今回発売された「S30」は芯1本分をノック1回で書き続けることができる「オートマチック機構」を採用しており、使用中に芯を出すためにノックするというストレスから解放される。
「オートマチック機構」は、芯を常にガイドパイプの先端に保持し、ガイドパイプが紙面を離れると摩耗した芯の分だけ自動的に芯を引き出すため、ノック不要で芯1本分を連続で筆記することができます。ペン先を紙面に当てると、ガイドパイプがスライドし、芯が適度に繰り出されるので、芯が出過ぎることはなく、芯折れを防止します。ノックしながらガイドパイプを紙面に押し当てると、ガイドパイプが本体内に収まり、「オートマチック機構」をロックすることができるため、先端を保護し、携帯時の誤作動を防ぐことができます。ノックの手間が無く、芯折れの心配も少ないので、勉強に集中する学生に最適なシャープペンシルです。
(パイロットコーポレーションのニュースリリースからの参照)
シャープペンシル本体には樹脂含浸カバ材の木軸が使用されており、木の温もりを感じながら書くことが出来るとともに、使い込むほどに艶が出て味わい深くなるようだ。
ボディカラーはダークブラウン、ディープレッド、ブラック、ブラウンの4色。天然素材を使っているため木目や色目が若干異なることがあるようだが、それもまた自分だけの一本という感じがして良いかもしれない。実際に触ってみたくなる商品だ。