先日、大型書店をブラブラしていたら、絵本コーナーに関連グッズとして絵本のキャラクターを模した靴下などが置いてあった。「はらぺこあおむし」など有名な絵本の関連商品だったが、絵本はいくつになってもついついページをめくってしまう楽しさがある。絵本グッズを見て思い出したのが、子ども達への読み聞かせのために選んだサンタクロース関係の絵本だった。
季節外れでも読みたくなる「サンタクロースと50ぴきのトナカイ」
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以前、地域の手話教室に通っていた頃に、クリスマス時期になると手話劇を皆で練習して発表していた。その時に題材として選んだのが、「サンタクロースと50ぴきのトナカイ *3」という絵本。もう10年近く前のことだ。子どもたちも参加するイベントなので、何が良いかなと探していた時に思いがけず書店で出会った素敵な絵本だった。
内容(「BOOK」データベースより)
ずっと、ずっと遠くの「サンタクロース島」という小さな島で繰りひろげられる、とってもやさしい「サンタクロース」と、ふとっちょな「50ぴきのトナカイ」のおはなし。夏のあいだに食べすぎて太ってしまったトナカイたち…。このままでは、クリスマスの夜に空を飛んでプレゼントを届けることもできません。サンタさんと50ぴきのトナカイたちはダイエットの旅に…
サンタクロースとトナカイが、クリスマス時期以外に何をしているのかという内容なのだが、可愛らしい絵とユーモラスな筋書きが子どもにも大人にも大評判だった。
また、手話劇を行うにあたって絵を壁に投影したのだが、作者であり発行元でもあるエアーダイブ社に許可を申し出たが、快く投影の許可を出していただいたことも嬉しい話だった。素敵な思い出を呼び起こしてくれるこの絵本。久しぶりにもう一度読みたくなってきた。
大人も絵本で癒される
絵本というと子どもの読み物だと思われがちだし、実際にその通りだと思う反面、大人が読んでも癒されるのが絵本だろう。
書籍と違って絵を見て物語の世界に入るので、文字を目で追って想像するよりも遥かに楽に物語の世界に入ることが出来る。また、昔読んだ絵本であったり読み聞かせをした絵本であったりすれば、その思い出も一緒に頭に浮かぶかもしれない。
絵本は気持ちが疲れた大人の癒しにもなる、素敵なものではないだろうか。